朝からドル円が102.90円から一時103.41円と上昇。
103.30円台にあるレジスタンスも抜けてきた。
なぜ朝からドル円が動いているかというと、
さきほどトルコ中銀が政策金利を引き上げると発表したため、
トルコリラがすごいピッチで買い戻され、
市場がリスクオンになり、ドル円が上げている。
(速報)トルコリラ、買い戻し 主要政策金利を引き上げで
トルコリラは買い戻しが優勢。トルコ中銀は28日、主要政策金利である1週間物レポレートを現行の4.50%から10.00%に引き上げることを決めたと発表。また、翌日物貸出金利を現行の7.75%から12.00%に引き上げたほか、翌日物借入金利を現行の3.50%から8.00%に引き上げた。金利据え置き予想だった1週間物レポレートを引き上げたうえ、翌日物貸出金利を予想以上に引き上げたことで、トルコリラを買い戻す動きが膨らんだ。ドル・トルコリラは一時2.1930トルコリラまで急落している。
昨日も日記で紹介した財政不安のある新興国通貨として
ここ最近特に激しく売られていたので、
中央銀行が通貨暴落の防衛策として政策金利を上げたわけだ。
こうして新興国の中央銀行が対策に出始めたので
明日朝FOMC後に、また新興国通貨売りが強まるなどといった
全面リスクオフ(リスク回避)に傾く可能性が非常に低くなった。
ということで、日本株については、
ここからは「買い」と言えるけれど、
まだFOMCを警戒しての調整売りが出るはずなので
下げたところを拾っていくようにしよう。
そして、言っても明日朝のFOMCは大イベントなので
リスク管理も忘れずに(目一杯買うなどは避けようね)。
ではでは、今日も一日頑張りましょう。