ゆきママさんのブログ

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中国のシャドーバンクで初のデフォルトの可能性も

ついに!というかべきなのか何なのか、例の中国のシャドーバンク(影の銀行)問題で初のデフォルト(債務不履行)案件が出そうという話がありますね(ノ∀`) アチャー

今月末31日に満期を迎える中国の信託会社、中誠信託が発行した「理財商品(高利回り金融商品)」について懸念が高まっているようです。ちなみに地方の石炭会社がこのシャドーバンクから30億元(約513億円)の資金を調達したものの、ずさんな経営から返済の目処が立っていないということでわりと危機的状況ですΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

ただし先ほど、中国メディアから今月末の償還期限を前に、中誠信託がこの金融商品について元本保証を行うと発表した模様です。詳細は不明ですが、償還資金の目処がほぼ付いたとのことなので、ギリギリセーフとなりそうな公算です。まぁ詳細は明日(28日)に発表とのことなので、今後も事態の推移を見守りたいところです。

中国のシャドーバンク問題については、去年の6月ごろもブログで取り上げましたが、500兆円規模とも指摘され(膨大すぎて正確には不明)、万が一デフォルトに陥ると連鎖してさらなる破綻を誘発する可能性もあるだけに、今日明日の推移次第では市場の警戒感が増してくるかもしれません。

それにしてもこの問題を考えれば考えるほど、まんま闇金スタイルなんですよねw 中国では特に不動産バブルとなっており、それを抑えるために中国政府系銀行が貸し付ける際の条件を厳しくし、いわゆる貸し渋り状態となりました。

でも相変わらず不動産はバブルだし、個人で不動産投資したい方も多いでしょうし起業したいか方もいるでしょう。もちろん企業もガンガン投資しまくり&新事業を立ち上げたい!でもでもお金が無い!というわけで、誕生したのがシャドーバンクなわけです。超高金利で貸し付けを行うことはもちろん、こういった高利回りな理財商品を作ってお金を集めてまた貸し付ける・・・この無限コンボ(゚∀゚)=3 ウマー!

こういったお金の流れがあって、政府が不動産バブルを押さえつけようにもコントロールができない状態が続いていましたが、そろそろ陰りが見え始めてついに冒頭で書いたような事案が目立ち始めたというのが今の状況ですね。

そして性質が悪いことに、中国の場合は地方政府がシャドーバンクからお金を引っ張りまくって開発・投資を行っているという無茶苦茶な現実があるため、マーケットの規模が500兆円ともいわれる莫大な規模となっていますヾ(・_・;)チョ…

まぁ今回は一応解決しそうな感じなので、しばらくすればマーケットからも忘れられていくとは思いますが、やはり中国市場の崩壊というリスクは数年単位とった近い将来発生する可能性も考えておくべきかと思います。


そしてここからは週明けのドル・円相場について振り返っていきます。今日の東京市場は、1ドル=101.70~102.50円台で売り一巡後は概ね堅調な推移となりました。早朝に急落して102円台を大きく割り込んだものの、流石にこの水準だと買戻しの動きも強まって反発しました。

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-01-27-1

1件のコメントがあります
  • イメージ
    島次郎さん
    2014/1/28 08:19

    中国のシャドーバンキング問題は、経済が発展していくと避けられない問題ですね。日本の住専、米国のサブプライムなど。問題は日本の住専のように、日本国内で問題が終結するのか、サブプライムみたいに世界に影響が出るのか。

    中国のシャドーバンキング問題は、中国経済に与える影響は大きいと思いますが、その影響が世界に波及する事はないのではと思いますが。

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