デフォルト懸念の中国理財商品、工商銀の買い戻しで決着か

中国工商銀行(01398/HK)はこのほど、デフォルト(債務不履行)が懸念されている
中誠信託が発行した理財商品への投資家に対し、同行がすべての元本を買い戻すこと
を提案したもようだ。ブルームバーグが27日報じたもので、投資家は理財商品の権利
を額面で第三者に譲渡することが可能だという。また、中誠信託が取引の仲介や支払
いを請け負うとも報じられている。

<フィスコより>

理財商品については、過去にも同じような報道がありながら、
その後否定されたりしているので、信憑性が気になるところだけど、
もしこの報道通りなら、2大問題の1つがクリアとなる。

しかしながら、市場も完全には信用していないのか、
ドル円などの反応は薄い、というか全くない。
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
Nice Guyさん

先週の火曜日時点でまだ11万枚ありました。
その後の市場の大混乱で、いくら減っているかですが、
やはり日米欧の中で一番最後まで緩和を継続するのは日本ですから、
先安期待が強く、減っても10万枚切る程度じゃないでしょうか。
それでも一時の14万枚オーバーに比べると3分の2ですから、
身軽になったと思っています。
Nice Guyさん
これも北京政府がきちんと処理できるか注目ですが、

シカゴマーカンタイル取引所に積み上がった円売り残が

なかなか減ったことが確認できません。

昨秋は確か7万枚くらいだったので、こっちが気になります。
でも、伝えているのはブルームバーグだし、
償還期限まで5日切ってるし、
中国共産党幹部も理財商品買ってるし、
中国も国際社会から催促受けてるだろうし、
報道どおりなのでは?
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