モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望151



経平均が、一週間で1000円の下落。今週開催の、FOMC睨みの展開であるらしい。FRBの量的緩和政策の縮小の継続が問題になっているようである。しかしながら、これは、もともと分かっていたことであり、一種のやからである。やりたい放題という言葉が、ぴったりとくる相場展開である。



先物があまりにも下げすぎているのと、FOMC睨みであれば、週のはじめから、戻しを試してくる展開になると考えられるが、今月末の中国工商銀行のシャドーバンキング関係の債権500億の焦げ付きなど下落臭ぷんぷんの材料てんこ盛りである。



どこで買いを入れるか、問題である。大幅な下げに見舞われると恐怖心が先行してしまうが、ここは買いをいれたいところである。しかしながら、中国のバブル崩壊が絡んでくると、さらに下げそうである。債務上限フェステバルの手前で戻すのであれば、2月6日まで引っ張ってくる可能性がある。ここは様子を見て、買っていこうと考えているところである。



ひとつ心配事があるとすれば、為替である。日足で見ていると、サポートラインを割り込んでおり、さらに、円高に振れる可能性がある。100円越えの可能性があるが、現状の貿易赤字から考えると、円安に動くと思っているところである。



<為替相場>



ドル円    100.20103.80



ユーロ円   137.50142.20



ユーロドル  1.35501.3850



貿易赤字が月曜、FOMCの結果が水曜である。戻しを試してくるのであれば、月曜の可能性が高い。中国のシャドーバンキングが月末であるが、先々週のシャドーバンキングのニュースのあとを受けての、先週のはじめの相場の動きはほとんど無きに等しいものであったので、あまり考える必要もないかもしれないが、一応警戒しておきたいところである。月曜の貿易赤字とアメリカの指標が多く出るので、相場も動きそうであるが、おそらく無視してくる可能性の方が高い。チャートでの売買になっていると見ていいのではないかと考えている。現状の相場が、短期資金の動きによるものであるか、よくわかる一週間であった。



 



<株式相場>



日経平均    1420015500



日経平均の下落が激しい。日経平均の下げが先行しているように思えるのである。まるで為替の動きを予測しているかのような売りなのである。



実際、現状の相場の動きが、短期資金によるものであるならば、日経平均を売り込んでおいて、為替を円高に振れば、楽に儲かる。短期資金により相場を維持することは難しい。



各国の量的緩和の引き締めへの転換が迫ってきており、それも関係しているのかもしれない。FRBの量的緩和政策の転換後も関係なく相場が維持されるなどといわれているが、怪しいものである。中国のシャドーバンキング問題と、引き締め政策が絡んでいるので注意が必要である。









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