NY市場は大幅下落。
昨年10月9日の安値と1月2日の高値の
フィボナッチ23.6近くの16140ドルまで売られ、
そこから16198ドルまで戻して、175ドル安で終了。
NYダウの大幅安を受けて、ドル円も一時103円割れまで。
NYダウは高値圏で鯨幕相場を続けていたので
言わばセオリーどおりの展開と言えば展開。
高値警戒シグナルが出ているところに、
中国PMIの悪化が引き金となって、
利食い売り先行で下げ幅を大きくしたのだろう。
さて、東京市場。
NY時間中、一時CME日経先物545円安だったか
すごい数字をつけていたことを思うと
現在の245円安はまだ落ち着きを取り戻しているように思える。
大事のは、この先どうなるかということだけど。
ドル円も株も、機関投資家などの買い意欲が強いので
高くなって買えなかった大型の優良株を買うには
ちょうどいい下げだと個人的には思う。
しかし日本電産は11725円で10円高だし!
今週の予想レンジが1万5400~1万5900円だったけど、
昨日午後から実質1日でそのレンジを達成するとは予想外。
いろいろありますねぇ、この世界は。
しばらく様子を見て、ドル円相場をにらみながら、
もう一押し下げることがあるかもしれないので注意して。
NYダウもフィボナッチの23.6は到達しているが、
調整幅としては不十分な感じもするので、
15850ドルくらいまでは下げるかもしれない。
そうなると日経もまだ下値の余地があることになるので、
買うにしても、余力を残してにしよう。
今日は昨日売られた脱原発銘柄のエスコ、グリムス、省電舎など
値上がり率上位の売買代金上位を占める。
ではでは、今日は一日冷静に対応しましょう。