「新春の集い」で、聞いた話の続きだが
三陸地方の沖では、クジラやイルカも獲れる。
隣の町の山田町は「NPO問題」が有名だが、日本有数の大きさのクジラの骨格標本が
展示されている所も有る。
捕獲したクジラを、海岸の砂浜に骨になるまで埋めて置いて、掘り出して洗浄、乾燥させて
組み立てた中々の超芸術品だ。
東日本大震災では、建物は被害を受けたが
天井から吊るしてあるクジラの骨格標本は無事で
「津波を、泳ぎきったクジラ」として話題になった事も有る。
実は、東日本大震災の当日
反捕鯨団体の外国の人達が、調査に来ると言うので
漁師の人達で、漁に出なかった人達がいるらしい。
「網に入ったら、何でも獲る。」と思っても
「たまたま、網にイルカが入って水揚げしてる所を
反捕鯨団体の人達に撮影されて、世界中に放送されるのも嫌だし、、、。」
と考えたらしい。
所が、その日の午後、東日本大震災が発生して船に乗って逃げる事も出来ず
船を失った人達もいるらしい。
反捕鯨団体の人達は、車で逃げて無事だったらしいが、、、、。
「悔やんでも、悔やみきれない。」思いの漁師の人達も多いだろう。
