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金【ユーロ圏の利下げ観測】
22日の東商金日中取引は、休場明けのNY金相場が、ドル高やテクニカル要因からの売りに下落した事に加え、為替市場が円高基調に振れている事を受け、手仕舞い売りが先行し、中心限月12月限は前日比44円安の4,170円で始まった。その後は、日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとの事から、株式・為替を始めとして、売り買いが交錯し、一進一退の動きとなった。
午後に入り、日銀の金融政策の現状維持を受け、株式は150円超下落し、円相場は瞬間103円台へと円高に振れたが、その後、値を戻したものの、金相場は終始レンジ内の動きに留まった。中心限月12月限は前日比43安の4,171円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、日銀の金融政策現状維持を受け、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する思惑が交錯する中で、[18:30](英)12月失業率、(英)12月失業保険申請件数、(英)BOE議事録の発表に注目する。特に、ユーロ圏の利下げ観測が燻る中、(英)BOE議事録が注目で、ユーロ・ドル相場に注意が必要と思われる。
夜間取引レンジ 4,145円~4,193円
池末
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