後場概況と黒田総裁と安倍首相

日経平均 15820.96 +25.00 +0.16%
TOPIX 1299.63 +3.68 +0.28%
JQ 2187.50 +7.13 +0.38%
2部指数 3810.68 -5.29 -0.14%
マザーズ 1035.34 +35.66 +3.57%

日銀の政策決定会合では市場予想通り追加緩和はなく
それでも追加緩和を期待した向きの失望売りと
それに乗じた仕掛け売りが海外短期勢から出て
日経平均は1万5700円割れて1万5630円まで。
ドル円も104円割れて103.95円まで。
しかし、日経・ドル円ともに下値では買いが厚く、
徐々に値を戻す展開になり、一時安値から200円高まで買われた。

ドル円はQE3のさらなる縮小観測により底堅く、
日本株は、ダボス会議での安倍首相の基調講演で
新たな成長戦略などの好材料が出るのを期待して底堅かった。
日銀の声明文発表後は、まさに予想通りの展開。

今日、16時半から黒田総裁の記者会見があるが、
今後の追加緩和のヒントが出てくるかどうかに注目が集まる。

今日は名づけるならば、マザーズ祭りといった所か。
コロプラが売買代金1000億超で、上値追いに勢いを増したことを受け、
新興市場の物色が続き、往年の人気銘柄にも火がついた。
最後にはエイチームまでSTOP高♪

今日のように、日銀の政策会合や安倍首相の基調講演など
大きいイベントがあると通過までは大型株に手を出しづらく
代わりに新興市場が元気に盛り上がる。
では、明日以降、ドル円が上昇基調になっていくとしたら
またしても、日経平均>新興市場になるのかしらね。

変わり身早く、波にのる。これが大事な今日この頃。
ではでは、今日も一日お疲れ様でした。

黒田総裁の記者会見や安倍首相の基調講演の内容は
追ってリポートしていきます。

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
黒田日銀総裁の記者会見

「2%の物価目標実現に向けた道筋を順調にたどっている」
「リスクが顕在化しなければ現在の金融政策を続けていく」
「(金融緩和について)為替の特定の水準や円安を狙っているものではない」
「異次元緩和は期待への効果に手ごたえ」
「上下のリスクを点検し必要な調整を行っていく」

追加緩和に関しての発言は今回はナシですね。
よってドル円、12、3銭ほど下げるが、下げ幅限定的。
あっ、安倍首相の基調講演は
日本時間の深夜1:45~2:30なのでレポートは明日朝になります。

基調講演前の時間を利用して、
世界の投資家達に日本買いを薦めるのは間違いないでしょうが。
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