ゆきママさんのブログ
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ヘッジファンドの今年のトップ戦略はドル円ロングというお話
ヘッジファンドの今年の通貨投資戦略、ドル・円ロングがトップ
各ヘッジファンドは、今年は通貨投資が利益を生むと見込んでいる。各中銀の政策や各国間の通貨安競争により、2013年は豪ドルや米ドルなどをめぐり多くのファンドが痛手を被ったが、各国・地域の経済成長や金利動向がまだら模様となる中、最近になって多くのファンドが自らの戦略に則ってポジションを積み増している。
2014年にヘッジファンドがとる戦略のトップ5は以下の通り。
(1)ドル・円ロング
このポジションは昨年、日銀の積極的な金融緩和を受け、21%と最も大きなリターンを上げた。米緩和策の縮小が始まり、高利回りの米国債に投資家が引きつけられる中、ドル高が進むと見込まれる。
通貨ヘッジファンド、ペコラ・キャピタルのマネジングディレクター、アーロン・スミス氏は「(今年の)全体的なドライバーは円だろう」と予想。自身のポジションに占める通貨ペアの中で、円の比重が最も大きくなっていると明らかにした。
というわけで、やはりというかなんというか、今年の通貨投資戦略のトップはドル・円ロングということらしいですね(∀`*ゞ)
まぁ当然といえば当然のですね。調整などで巻き戻す場面があったとしても、基本的には日米の金融政策が完全に逆方向を向いているので、中長期的な流れとしては円安・ドル高が明確になっているといったところでしょう。
でもなんとなくこういうのを見ると短期的には怪しいのかな・・・という気もしてしまいます。いわゆる典型的なポジトークではないかと・・・(;゚д゚)ゴクリ…
ポジトークとは:ポジショントークの略称。自分の保有するポジション(建て玉)に対して有利な発言を行うこと。日夜、相場を自分の有利な方向に持っていこうと個人、企業を問わず、過激なポジトークが繰り返されているわけで、「うそをうそと見抜けないと難しい」。投資においてこのような情報を活用する場合は、そのことを十分に肝に銘じておく必要がある。
このポジトークで有名なのは、ゴールドマン・○ックスとかでしょうかねw 特に株なんかだと、高評価や格上げをしておいて実はしっかり高値で売りまくっているとか、また目標株価を大きく引き下げを発表し、大きく売り込まれたところを買いこんで置くとか、日々ポジトークによって利ザヤを稼ぐことに精を出している企業です。
なので、こういう記事を見ると実にいやらしいというか、深読みしてしまって逆に怪しい臭いしかしてこないんですよね・・・(´ヘ`;)
まぁゆきママ的にも、1~2年の間に1ドル=120円程度になるとは考えていますが、目先は少し重めなのでここら辺でしっかり固めてくれることを祈るばかりです。
そして週明けの今日のドル・円相場はどうだったかというと、今日の東京市場は、1ドル=103.80~104.30円台での値動きとなりました。早朝のオセアニア市場では高値を保っていたものの、日経平均が値を下げて始まると、それを嫌気したのかその後も株価の動きに合わせる形で下落しました。株価が反発すると値を戻して104円台に復帰したものの、冴えない値動きとなりました。
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