1/14(火)本日のドル円の見通し
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ドル円の見通し
売り仕掛けが強まり
次の厚い買いオーダーがある
102円80銭ギリギリまで急降下したドル円。
短期筋のショートカバー、実需の買いが入り
103円台を回復した後
オーストリア中銀ノボトニー総裁が
2014年のユーロ圏潜在成長率は上方向と発言。
これに反応したユーロが上昇、ユーロドルは1.3700付近へ。
ドル円もユーロ円に引っ張られる形で
103円70銭台へ値を戻している。
チャートでは
昨日、NYクローズベース(終値)で下抜けた
一目均衡表・基準線(103円78銭)を
再度回復してくるかが注目ポイント。
しっかりと上抜けてくれば
同・転換線(104円14銭)が次の注目点。
このレベルは1月の直近高値安値である
(1/2高値-1/13安値フィボナッチ半値戻し)とも重なっている。
NYタイムでは
JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ決算
米12月小売売上高の発表が予定されており
昨日のNYダウ下落要因の一つとなった噂
(小売売上高が市場予想に届かない)を払拭できるか注目。
また、日本時間深夜には
米FRBメンバーである
米フィラデルフィア連銀プロッサー総裁
米ダラス連銀フィッシャー総裁の講演が予定されている。
両名ともに今年の米FOMCで投票権を有しているだけに
こちらも見逃せない所。
NYダウ、米10年債利回りへの影響に注意しておきたい。