1ドル104円台也

[akkiiさん]

   

ここまで当てが外れると清々しいものを感じます。1ドルは104円70～80銭です。
米国の4月の小売売上高統計は、総売上高が0.2％減少したものの自動車を除く売上高は0.5％増となり、予想の0.2％増を上回ったことで、利下げ観測が急後退。それどころか市場は利上げを織り込み始めたので急激な円安ドル高に。各連銀の総裁がインフレについて懸念していることも支援材料か。

ドルが高いと・・・貴金属が安くなるわけで、金が860ドル台に。その影響で白金も下げています。
一方で原油は高いです。世界的な供給懸念を理由に、下げたところを買われたようです。特に灯油が高い・・・というか、これが石油相場を押し上げたという感じですかね。
穀物は・・・もろこしは下げています。天気がよく作付けが進展するとの観測から売られている様子。その影響で(大豆の生産はあまり増えないだろうなという思惑から）大豆は買われ、上昇。まだまだストの懸念もあるようです。

株式市場は・・・小落。原油が再び上昇したことでインフレ懸念がまたもや生じ、株価を圧迫。バーナンキのおっさんが金融市場は正常化とは程遠いというようなことをいったことも材料となった様子。
欧州ではクレディ・アグリコールやHBOS、アライアンス＆レスターなどが大幅安。

欧米株の雲行きは怪しいものの、急激な円安となっていることから、株であれば輸出関連株を中心に買われる展開となるかと思います。商品相場は・・・全面高か。ただ、貴金属がどうなるか。勢いで上げるかもしれません。
ドルはどうなるか？1度くらいは1ドル105円にトライするかと思いますが、当分は1ドル104円台で取引されそう。ただ、利食い売りが発生する可能性があるので、要注意。






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