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予想外にハト派となったFOMC議事録について簡単まとめ
タイトルにもあるように、今日のFXトレードは結構勝てまして、久々のプチボーナスとなりましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ まぁトレードについては後ほどやっていくとして、まずは本日未明に発表された(米)FOMC議事録公表(12月17~18日分)についてまとめておきたいと思います。
今回公表された議事録は、FRBが100億ドル規模の量的緩和縮小(テーパリング)を決定した時の12月分のもので、大いに注目が集まっていました。中でも縮小規模が今後どうなっていくかなど、先行き見通しについて、どのようなものが示されるかが市場の特に知りたかった内容だったと思われます。
そしていざ発表されたわけですが、今後の縮小ペースに対する具体的な答えはありませんでした。「あらかじめ決められたペースはない」との文言や、「慎重に進める」となっており、経済指標の結果を見ながらケースバイケースで対応していくということが強調されていた感じですね。
やや肩透かしというか、当たり前すぎる内容で、市場のアテが外れたといった感じでしょうか。その他の内容について見ていくと、タカ派的な内容とハト派的な内容の両方が入り混じっており、これについても市場の期待感からはやや外れていたように思います(ノ∀`)アチャー
例えば、政策金利の利上げに関して、現在のフォワード・ガイダンス(政策見通し)にある条件を、失業率6.5%から6.0%に引き下げる案について、引き下げることで緩和期間を実質的に延長するべきというハト派的な見解と、引き下げは経済の好転を暗に否定するものであり市場の混乱を招くとの意見もあったようです。
また、一部メンバーは「緩和縮小ペースが加速し、予想以上に速いペースで緩和政策を解除するシグナルだと誤って解釈されれば、意図せぬ金融引き締めを招く恐れがある」との懸念を表明しており、量的緩和終了に向けた動きについて、より慎重になるべきとの見方を示しています。
う~ん、なんというかこの議事録を見る限りでは、それほどイケイケムードで緩和縮小開始を決定したわけではないともとれる内容なので、あまりドル買いが強まる感じはないですよね。
実際相場のほうも、発表直後こそやや上に振れましたが、その後はジワジワと値を下げてしまっています。
ただ、昨年10月と11月の雇用統計に関しては、雇用者数の増加や失業率の低下が、労働市場の回復の「力強い兆候」として意見が一致し、メンバー全員が向こう数年間の米経済について、上向きで失業率も低下し続けるとの見方を示しています。
これらの経済活動については、個人消費が堅調だったことなど、各経済指標が好調だったことからFRBも自信を深めているようですが、一方でインフレ率がFOMCの長期目標である年2%を大きく下回り、伸びが鈍化していることなどから、緩和縮小を今後も続けることについて、疑問を呈するメンバーもいるなど、ここでもややハト派的な意見が出ていたようです。
と、終始こんな感じで、タカ派・ハト派いずれの主張も併記される形となっていたため、思ったほど強気ではないといった印象でした。まぁ無難といえば無難ですが、やや期待はずれでしたね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
■04:00(米)FOMC議事録公表(要旨まとめ)
・量的緩和縮小にあらかじめ決められたペースはない
・(量的緩和縮小について)今後も慎重に進める
・一部メンバーは基準の失業率を6.0%に引き下げることを主張
・数年間の米経済は上向きで失業率も低下し続けると予想
・(インフレ率について)注意深く監視する必要がある
大体こんなところでしょうかね。大半のメンバーは強気な姿勢を崩していないものの、一部からは異論も出ており、今後の政策運営の行方についてはやはり予断を許さないといった印象もあります。
まぁ量的緩和縮小ペースに関するヒントも無かったので、今後はより経済指標の結果を市場が慎重に見極めていくことになりそうで、そういった意味で明日の雇用統計はより重要な意味を持ちそうです(`・ω・´)
やや肩透かしとなったFOMCについてはこんな感じ。そして、いつものように昨日今日のドル・円相場について振り返っていくと、昨日の海外市場では、1ドル=104.60~105.00円台での値動きで、やや狭いレンジでしたがADPとFOMCの影響で終始大きく上下しました。
1件のコメントがあります
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gaspさん2014/1/10 06:02FXはやっていないのでわかりませんが米国は緩和縮小で日本は緩和維持なら円安安泰ですよね。円高になってきたらドルを買っておけば鉄板でしょうか?
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