日経 15880.33 -241.12 -1.50%
TOPIX 1296.75 -9.48 -0.73%
JQ 2103.86 +6.48 +0.31%
2部指数 3676.58 +20.41 +0.56%
マザーズ 974.30 +1.35 +0.14%
ファストリ、ファナック、京セラなどの
値嵩株の下落が大きかった日経225が下落率TOP。
日本の底力的な2部指数が上昇率TOP。
JQ、マザーズなどの新興市場もプラスで終わる。
今日も結局大幅下落で日経はジェットコースターな値動き。
-400円、-100円、+300円、-250円(四捨五入)
今月から始まっているQE3縮小の影響の見方が市場で分かれているのと
昨日から何度も言っているけど、明日夜の米雇用統計を受けて
さらなるQE3の縮小があるかどうかが注目されているので
とりあえず、雇用統計を通過するまでは方向感は出にくい。
ただ、米長期金利が高い水準で推移しているので、
日米金利差に支えられドル円が底堅い状態が続いている。
輸入企業だけでなく、海外勢のドル円買い意欲も強いまま。
そんな底堅いドル円に支えられ(あるいは日銀のETF購入に支えられ?)
CTA(商品顧問投信)の先物売りに負けず1万5850円を死守。
さて、今晩は雇用統計の先行指標となる
新規失業保険申請件数が22時半に発表となる。
昨日のADP雇用者数が良かっただけに
今日の新規失業保険申請件数が予想より悪いと
QE3のさらなる縮小観測が遠のき、NYダウは反発が予想される。
ドル円にはマイナスだが、NYダウが上昇することによる
リスクオンの方が日本株には大事だと思われる。
今現在はQE3のさらなる縮小に警戒感が強いが、
これだけドル円が底堅いところを見ると、
いざ雇用統計が通過すれば、喉元すぎればで
上昇トレンドに戻っていくのではないかと思っている。
来週には注目度の高い米アルコアの第3四半期決算発表があり
1月下旬からは国内主要企業の決算発表が本格化する。
好決算が相次ぐことで、日経平均のEPSも1000円を超え、
年前半の高値に向けて上昇を開始すると予想している。