大発会で382円下げ、昨日94円下げ、今日307円上げ、
東京市場は新春からジェットコースターな値動き。
もう少し、ボラティリティが低くなりませんかね。
結局後場に入っても、
先物・ドル円に海外勢の買いが断続的に入り高値引け。
慎重な日本人とは裏腹に先高期待の強さが伺える。
(まあ彼らはドテンも得意なのでなんとも言えないけど)
このタイミングで米系証券やヘッジファンドなどの
海外勢がこんなに強気に出るのは、
今週末の雇用統計が予想より悪いと予想してのことか。
雇用統計の先行指標となる新規失業者保険申請件数が
何週か予想より悪化しているので、
金曜日発表の雇用統計が20万人を下回りそうではある。
そうなるとQE3のさらなる縮小は今月はなくなり、
米長期金利の上昇も一服し、株式市場にはプラス材料となる。
ということは今夜発表のADP雇用者数が予想より増えると
雇用統計が予想より良くなる可能性が出てくるので、
明日明後日で今日積み上げたポジションを手仕舞うことも考えられる。
ADPが予想より良くても明日も強気なら
オプションSQに絡んだ仕掛け的な要素が強いことになる。
とにかく今週末の「米雇用統計」を受け、
「QE3のさらなる縮小があるかどうか」が市場の注目である。
今晩から雇用統計を予想するうえでの
大事な参考指標の発表が続くので要チェックだ。
今日夜 ADP雇用者数(雇用統計の参考指標)
9(木)朝 FOMC議事録
9(木)夜 新規失業者保険申請件数(雇用統計の先行指標)
10(金)夜 雇用統計
TOPIX 1306.23 +22.98 +1.78%
JQ 2097.38 +14.04 +0.67%
2部指数 3656.17 +42.64 +1.18 %
マザーズ 972.95 +18.45 +1.93%