昨日の日経平均株価は-382円という大幅な下げであったにも関わらず
東証一部の騰落数は(上昇906銘柄・下落761銘柄・変わらず108銘柄)と上昇した銘柄数の方が多く
昨年の終盤に日経平均を牽引した値嵩株が主に売られる結果になりました。
それでも歪が少し解消しただけで、まだまだ不自然な状況に変わりはありません。
しかし今日の騰落数は一転して-94円の下げで(上昇451銘柄、下落1219銘柄、変わらず107銘柄)
幅広い銘柄で売りが先行したことになります。
ここで個人的な印象ですが、昨日の-382円より今日の-94円の方が気になります。
ボクシングに例えると昨日はカウンターパンチを1発喰らっただけで立ち直りも早い雰囲気でしたが
今日はジャブ何発も喰らい、かなりダメージを受けた・・・そんなイメージです。
とはいえまだ今年の相場は始まったばかりなので騒ぐ程のことではありませんが
二日新甫ならぬ六日新甫がどういう月足を描くのか多少気になると同時に
少なくとも「節分天井」は無さそうというのが今の心境です。
ただNISAがスタートしたこともあり、個人の参加者が増えることは間違いありませんし
そこに年金基金の追撃など国内機関投資家の買い圧力が加われば
国内外の資金バランスが改善し、東京市場も少しは健全な市場になるかも知れません。
ということで明日はせめて半値戻しを期待したいところです。