中国国務院、シャドーバンキングに対する新規制 2014年01月06日 金の事しか考えない中国人、政府は正論を言うが、地方政府に金を貸すのか?
落としどころは難しい。日本より高いマンションなんて考えられない。
バブルなんだが、しぼめるわけにいけない。
ジレンマがある。これで、中国市場はしばらく弱いのでは。(Y)
中国国務院、影の銀行に対する新規制を通達=関係筋
[北京/上海 6日 ロイター] - 中国国務院(内閣に相当)は、金融上のリスク拡大に対応するための取り組みとして、「影の銀行(シャドーバンキング)」に対する規制強化の新たな指針を通達した。関係筋が6日、明らかにした。
ロイターが入手したコピーによると、国務院はシャドーバンキングついて、金融の発展に伴って生じた「有益」で「必然的」な結果だと指摘。同時にシャドーバンキングの公式の定義も示した。
一方、信託会社や証券会社などの仲介業者を通じて実施されることが多い銀行のオフバランスシート融資については、監督と規制を強化する方針を打ち出した。
国務院は、シャドーバンキングの最大のプレーヤーである信託会社について、資産運用という本来の業務に立ち返るべきで、「信用関連業務」を行うべきではないと指摘した。
信託会社は高利回りの資産運用商品を販売することで資金を調達し、これを使って融資したり、他の資産を購入する。
こういった高利回り商品は、低利の銀行預金、軟調な株式市場、過熱する不動産市場に代わる運用手段として人気を集めている。
そのため、実際に信託会社が融資業務をやめると、銀行からの借り入れが難しいために信託会社に依存してきた地方政府や不動産開発業者などの資金調達が制限されることになる。
今回の指針に関して、政府系シンクタンク、中国社会科学院金融研究所の金融重点実験室主任、劉玉輝氏は「社会融資総量の伸びが減速し、固定資産投資も鈍化するだろう」と予想する。
「これにさまざまな形の債務再編が伴わなければ、部門によっては資金調達網が崩壊し、債務不履行が発生するかもしれない」と警告した。
中国の短期金融市場では過去半年の間に2回、流動性がひっ迫して短期金利が急上昇する局面があった。
劉氏は、「過去1年にわたり、銀行は流動性の問題で大きな打撃を受けた。かなりの数の銀行が中央銀行が流動性を緩めることを望んでいるが、(今回の指針に)基づくと、関係当局はそうしたいと思っていないようだ」と述べた。
中国の審計署は先週、2013年6月末時点で地方政府の債務残高が17兆9000億元になったと明らかにした。2010年末の10兆7000億元から大幅に増加。地方政府はシャドーバンキングからの融資が最も多いセクターの1つとされている。
中国では通常、国務院が幅広い指針を示した後に、規制当局が具体的なルールを策定する。
当局はまた、中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行業監督管理委員会(CBRC)、中国証券監督管理委員会(CSRC)といった監督機関それぞれの責務を明確化し、規制上の抜け道をふさぐ方針だ。
指針では、人民銀行はシャドーバンキングに関する新たな統計を導入し、国務院に定期的に報告するよう求められている。
指針はインターネット金融やマイクロファイナンス(貧困層向け小口金融)に関する問題にも触れている。