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ベッドが車いすに…パナ、介護ロボ事業本格参入
ベッドが車いすに…パナ、介護ロボ事業本格参入http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131230-OYT1T00851.htmパナソニックが開発した「リショーネ」。縦に分かれたベッドが変形して車いすになる=大西健次撮影パナソニックは2014年春をめどに、介護ロボット事業に本格参入する方針を明らかにした。 まず、リモコン操作で電動ベッドが車いすに変形する「車いす付きベッド」を商品化し、介護施設などに売り込む。 開発した機器は、長さ約2メートル、幅約1メートルの電動ベッドで縦に分かれる。片方のマットレスが折れ曲がって背もたれや足を支える部分となり、車いすとして使えるようになる。変形にかかる時間は1分17秒。3年がかりで開発し、「寝たきり生活から離れる『離床』の機会を増やして生活の幅を広げる」との意味を込め、商品名を「リショーネ」とした。販売価格は100万円程度になる予定だ。 経済産業省は、介護・福祉用のロボットの市場規模は、12年の約10億円から、35年には約4000億円に膨らむとみている。パナソニックは経営の立て直しを進めており、家電で培った技術を成長分野に生かす方針だ。(2013年12月31日11時52分 読売新聞)パナソニックが、筋力を機械的にサポートして重い物を持ち上げる「パワードスーツ」を世界で初めて量産化することが2日、分かった。 2015年にも発売する。年間1000体を生産し、価格は1着50万円程度を想定している。 災害救助や原子力発電所内など短時間での作業が求められる現場での利用を見込んでいる。将来的には、宇宙や深海などの過酷な環境下でも使えるスーツも開発する。 身体に装着することで、人間の筋力の限界を超える力を引き出すパワードスーツは大学、民間企業など複数の機関が研究開発を進めているが、量産化の例はまだない。http://www.sankeibiz.jp/business/news/140103/bsc1401030502003-n1.htmパナソニックのスーツはパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)のバッテリーに使われているリチウムイオン電池を大型化して搭載し、モーターで動く。「つかむ」「はなす」といったアーム(腕)の操作は、使用者の手元にあるグリップで行う。 開発はパナソニックの子会社で、ロボット事業を展開するアクティブリンク(奈良市)が手掛けた。 100キロの重量物を持ち上げることができ、人間の小走り程度の最大時速8キロで走行、10度の勾配の坂を上れる試作品を製造することに成功した。 パナソニックは14年内に量産体制を整備する。大手商社と提携して販売するほか、リース会社を通じてレンタルする事業なども検討している。量産品は機能を絞って30キロ程度の重量物の運搬に対応。「パワーローダーライト」と名付けて販売する計画だ。 1回の電池充電で2~3時間動かせる。アームは交換することができ、つかむだけでなく、ハンマーで叩いたり、スコップで掘ったりするなどの作業もできるという。 さらに宇宙服や潜水服の下に装着するスーツの開発も視野に入れる。いずれも自在に操作するには相当な力が必要で、実際、米航空宇宙局(NASA)では、宇宙服の下にパワードスーツを装着することが検討されている。完成品は公的機関や研究施設に納入する考えだ。
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