バーナンキ議長の講演を受けてドル円上昇

Uターンラッシュがピークを迎えている今日も仕事です。さて、日本ではいよいよ6日(月)に大発会を迎え本格的に2014年の相場がスタートします。

●バーナンキ議長講演からのドル買い

今朝、バーナンキ議長(FOMC)の講演会が開催されました。まもなく任期を迎えイエレン議長に引き継ぐFOMCですが、年末は「テーパリングの実施」という大きな決定をして年越しを迎えました。

年明けは、中国市場の景気後退説からの利益確定売り(リスク選好の後退)が加速しましたが、今朝の講演で米国経済は回復へ向かうとの発言を受けて市場には安心感が広まり、利益確定売りにより104円前半まで売り込まれたドル円市場も大きく反発して取引を終えました。ただ、105円回復とはなりませんでした。

●今年もドル買い主導か?

年末のテーパリング決定、年明けのバーナンキ議長の講演とドル買いを後押しています。この流れはしばらく続くとみていますので、年明けのように調整する場面では押し目買いをしていこうと思います。ただ、ドル円はかなり大きく動く傾向になっていますから、変動幅の設定を大きく見積もっておいたほうが良いかもしれません。
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