今日は朝からさらに売られて、104.30円近辺。
半日ちょっとで1円も円高が進むという最近では珍しい状況。
すでに11月7日起点の上昇トレンドラインを割り込んでいるので
ドル円の下値リスクが急激に増した格好となっている。
この先104円を割れると、5月の高値103.74円で下げ止まるか。
下げ止まらなければ、102円台前半まで円高が進む可能性あり。
現在、売られていた豪ドルが買い戻されるという
ポジションの巻き戻しが起こっているので
売られすぎていた円がどこまで買い戻されるかは
正直ちょっと見立てにくいところもあり、
101円台前半まで進んでしまう可能性も大いにあると思っている。
そしてダウ先物も現在、前日終値よりも下げて推移。
今夜は重要な経済指標の発表はなく
バーナンキ氏を筆頭にFRBメンバーの発言が相次ぐ程度。
NYダウは史上最高値を連日更新し続けてきた末の
QE3縮小を決定してから鋭角に上昇きてきた末の
昨日の下げなので、まだ調整ははじまったばかり。
調整幅としては、もちろんだがまだまだ不十分だし、
今日は週末ということもあり、NYダウは今夜も続落すると予想する。
さらに今まで調整が小さなものにとどまってきたが、
今回はQE3縮小が始まっているので、
今まで以上の時間を掛けて調整が進むことを予想している。
なので大発会がどれくらい下げてはじまるかによるが
一呼吸おいてから、押し目買いをした方がいいだろう。