「大納会」の式典に安倍晋三首相が出席されました。
本日の結果。本年は41年ぶりの上昇相場との事。
大変良い感じで本年の取引を終え、来年のさらなる上昇相場を印象付けた。
アベノミクスが世界の投資家心理に火をつけた一年となりました。
昨年夏までは、日本の景気は二度と浮上しないのではないかと、ささやかれていた。
ところが、自民党に政権が交代し、有権者の未来への希望を一身に背負った安倍内閣が誕生すると、
低迷していた日本株式市場は一気に好転し、1年で160%増の16,000円台まで回復したのです。
一部の左派や中道新自由主義者は、金融緩和と財政出動は景気回復には効かないと、冷めていた。
アメリカFRB政策の根本を否定する、日銀元総裁や国家官僚がその一部です。
しかし、アベノミクスはバーナンキ議長が自信を持って推進する金融緩和策の成果の実態を、十分分析し、我が国で勇気を持って大胆に実行に移したのです。
すでに、欧州危機によるユーロ緩和策やFRBのQE1・2・3によって、世界はリフレ政策が常識的国家政策なのだと周知されていたので、日本のインフレターゲット2%に反対する国家は、中韓以外存在しなかった。(中韓は自国の貨幣安で急成長を遂げた事実がある。)
やっと、デフレの悪の根源である円高を、是正できるチャンスが到来したのでした。
黒田日銀新総裁によるマネタリーベース2倍攻撃(日銀バズーカ)が火を噴いて、
ドル円相場も80円台から一気に105円台まで円安に戻された一年でした。
又、東京オリンピック招致まで決定するおまけ付きで、後半の市場を活気付かせた。
この間、6月には中国景気後退危機が、ちょうど日本の過熱相場に冷や水を浴びせさせ、沈静化させたことで、結果的に行過ぎた急上昇相場を正しく調整でき、良かったのではないかと思っている。
8月~10月までの中段保合いが不安定な地盤を固めた。
調整が終わると、次の調整までじわりじわりと上昇する理想的な上昇相場を作り出している。
日本のデフレ対策と世界の金融緩和が同時進行することで、為替は早期に円安に戻され、
株価は理想的な上昇罫線を作り出した。
本年は、ほとんどの投資家が投資額をプラス反転出来た事で、一般消費向上が少しずつ現れ、求人倍率も1倍にまで戻ってきた。
成長戦略はまだ道半ばでしょうが、来年の夏前には具体的な数値が出てくる予定です。
とにかく、消費税増税のハードルをどのようにして少ないダメージで越えていけるかが、来年の鍵になることは、だいたいの意見が一致するところです。
本年の安倍政権が掲げた景気対策の評価は、歴代の内閣に無い好成績を収めた。
この歴史的な景気折返し時期に投資家として参画できたことを幸運に思うとともに、
来年からは、腰をすえた長期にわたる景気上昇の勝負どころとしての、重要な年となり、
今年の成績を上回る好業績を目指します。
為替は、大局で円安は変わらず、120円目指すと見ています。
貴金属は、GOLDの1200ドルあたりを底固め出きれば、インフレ傾向を反映して上昇局面を向かえそうです。
国債は、各国中央銀行が介入を調子ながら穏やかなインフレを目指す為、少しずつ金利上昇に向かいそうです。
日本株式市場は、前回も記した通り、25,000円を目指すと大胆予想しています。
予想通り好景気が常態化するかどうかは、企業努力と政府のバックアップが正しくかみ合って初めて効果を発揮します。
来年も「Japan is back」を旗印に、世界に打って出る企業に刮目したいと思います。
みなんな株の皆さんと共に良い成績が得られる事を祈念して、今年最後の日記とします。
来年も必ずお元気で。
良いお年を。