kabukabumanさんのブログ

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日経平均先物を買っていたヘッジファンド

今年はヘッジファンドにとって不遇の一年だった様ですが

一般的に運用成績が悪い年はラスト二ヶ月に賭けることが多いと聞き及びます。

 

因みに11月から日経平均先物買いで指数の高騰を演出した張本人は

ロンドンに本拠を置く「ブレバン・ハワード」というヘッジファンドだそうで

運用資産額はおよそ400億ドルとのこと。

 

仕掛けはお決まりのドル買い・円売り・日経平均先物買いのパターンで

まんまと帳尻合わせに成功したのではないでしょうか。

ただこのファンド、来年の日本市場に対してはやや懐疑的な見方をしている様で

アベノミクス第三の矢が不発に終われば案外売り仕掛けに転じるかも知れません。

 

この他最近の日経平均高騰に絡んだとされる

米国系ヘッジファンドのチューダー・インベストメントやカクストン・アソシエイツ

さらには次世代通信網ベンチャーへの投資に失敗し年間運用成績マイナス47%を記録した

同じ米国系のハービンジャー・キャピタル・パートナーズまでが

同様の手口で息を吹き返したという噂です。

 

問題はこれらのヘッジファンドが来年の日本株に妙味を感じているかという点ですが

ブレバン・ハワードと同様の見解を持っているとすれば

2014年の東京株式市場は一転波乱含みの展開なる可能性が残されることになりそうです。

 

どうやら来年のkey wordが「アベノミクス第三の矢」であることは間違いなさそうです。

 

さて東京市場は昨日で個人の利確が終わり下落のリスクが一つ消えましたが

年末相場は強いというアノマリーがある上に、年末は外人不在の個人相場になりやすいことや

今日からスタートするNISA絡みの資金が流入する可能性を考えると

中・小型株や中長期投資向きの銘柄に人気が集まるのではないかと思います。

 

それでは2013年の締め括りに向け、皆さんのご健闘をお祈りします! ◆\(・・)/◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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