遠藤憲一は男優になる前、シナリオライターだったらしい。
本人の文章をどこかのネットで見た。
2年くらい書きっぱなしで、もうかったるくなったので足を洗ったらしい。
村上春樹は早稲田時代、映画関連の学科にいたらしい。
なので初めは、映画のシナリオライターを目指していたようだ。
ところで、黒澤明の「七人の侍」は、
シナリオとロケ地選定などに手間取って、
大幅に予定を遅らせてできたのは有名で、
映画会社の幹部達を怒らせて、危うくお蔵入りになりそうだったという。
なんでもたくさんのシナリオライターがホテルにて缶詰になり、
死ぬような思いをしたという。
作家は缶詰になんかなるべきではないし、
ネコのようにわがままに生活するべきだと思うけれど、
ちょっと悪戯心を抱いてみると、
遠藤憲一も村上春樹もいっしょくたに缶詰になって、
映画のシナリオを練ってみたら、オモロイものができないだろうか。
大島渚が生きている時に実現していたら、
彼が監督となって、
ふたりを怒鳴り散らしているところでも、見てみたかったなぁ。。
他の監督でもイイから、誰かやってみない?
少なくとも話題にはなるでしょう。