MEXICO BANDERA / edgarciadf
S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が、メキシコの格付けをこれまでの「BBB」から「BBB+」に一段階引き上げました。憲法改正によって、油田採掘における民間投資の誘致が進み、経済成長が加速するというのが理由です。
メキシコペソ建て債券は、
個人向け社債の取り扱いも比較的多いため、
どういった影響が出てくるのか興味深いところです。
もし今後も経済成長が加速する中で金利が上昇すれば、
メキシコペソ建て債券全体の利回りが上昇して、
個人向け社債の利率も上がっていくのでしょうか。
そんな景気のいい話になっていただけるとありがたいですね。
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メキシコ格付け「BBB+」に上げ、石油産業改革で-S&P
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はメキシコの外貨建て長期債格付けを「BBB+」と、これまでの「BBB」から引き上げた。民間企業による同国での油田採掘を75年ぶりに容認する憲法改正が議会で承認されたことが評価された。
リサ・シネラー氏らS&Pのアナリストらは19日の発表資料で、こうした動きは「重大な転換点」となり、数年以内に民間投資を誘致し、成長ペースを加速させると指摘した。
メキシコ議会は先週、米国のエクソンモービルやシェブロンなど民間企業の採掘を認める法案を可決した。これは1994年の北米自由貿易協定(NAFTA)締結以降で最大の経済改革となる。
S&Pのアナリストは発表資料で「この画期的なエネルギー改革の承認でメキシコの成長見通しが改善するだけでなく、最終的に原油収入基盤が強化されることで財政面の柔軟性が高まる」と指摘した。
メキシコの国内総生産(GDP)伸び率は今年の1.2%から来年は3%、2015年は3.5%に加速すると、S&Pは予測した。
S&Pのメキシコ格付けはこれでムーディーズ・インベスターズ・サービスとフィッチ・レーティングスと同水準となった。フィッチは5月に1段階引き上げてBBB+とした。S&PとフィッチではBBB+の格付けは投機的水準を3段階上回る。
(Bloomberg, 2013/12/19)