中国では最近、いわゆる経済改革派のリコノミストたち(李克強など)が抑えつけられるようになった。
この動きは、習近平一派が軍、特に(数ある軍区(軍閥?)の突出勢力である)瀋陽軍区の支持を受けて成されてるものと思われます。
瀋陽軍区は満州を押さえている「軍閥」であり、経済的(エネルギー資源のかなりを供給してる)にも軍事的にも北朝鮮を支配下に置いている。 最近の北朝鮮政変は、習近平の動きに連携して、瀋陽軍閥が北朝鮮内の改革派一掃に動いたものと考えられる(改革派の動きは日米韓の北朝鮮関与を高める方向に作用するので、瀋陽軍閥の利権に逆行する、、、しかし、それを潰すには、そういう事実を隠ぺい出来るように、中国内の改革派をまず抑える必要があり、この点で瀋陽軍閥と習近平の利害は一致した?)。
中国が北朝鮮をどうにも出来ないというのはウソである。
北朝鮮内の資源略奪状況(レアメタルなど)を見れば分かるように、中国(瀋陽軍閥)の北朝鮮支配力は圧倒的。
ソ連が崩壊してしまったため、ソ連、中国を互いに競わせて独立を保ち、利益を引き出した先々代時代(金日成時代、要するにコリアン伝統のカラス外交)と状況はかなり異なる。
近年の北朝鮮の動きは、北朝鮮トップの暴走と見せかけて、中国・瀋陽軍閥の利益になることを次々とやらせているのが実態ではないだろうか?
核開発も実態は北朝鮮の核というより瀋陽軍閥の代理核。
日本や米国向けに核ミサイルを発射しても、北朝鮮の暴発ということで、中国は責任逃れ出来るし、核ミサイル開発休止(中止ではないw)をネタに日米の援助を引き出せれば、それは中国負担の軽減にもなる(実際は日米援助が無くても資源搾取で中国の朝鮮支配は黒字でしょう、、、中国など発展途上国は日本のようなお人好しではない)。
(左系が多数派ゆえか)日本のマスコミ報道は中国の北朝鮮支配を隠ぺいするようなものが多い。
これが無知ゆえなのか、意図的なのかは不明である。
しかし、小さく報道される事実まで時系列につなげていくと、中国(正確には満州軍閥)の北朝鮮支配力はかなり強いとしか思えない。
日本のマスコミ報道は(左系多数ゆえ)米国、中国に関しては偏向(時にデマも)が結構強いので、両国を理解するには、「事実」の選り抜き、時系列分析が一層重要かも、です
(補足) 中朝は朝鮮戦争以降、血盟関係というのはウソ。
韓国の日本対応を見れば分かるように、コリアンは恩義を覚え続けるような民族ではない、、、というか、恩を仇で返しまくることなどコリアン同士でも日常茶飯事である(政変で権力を失った権力者の末路はその象徴)。
中国共産党も満州を足がかりにその日本遺産(インフラ、油田、鉱山)や残留日本人(軍属多数)の多大な協力で国家統一を果たした恩(戦争中にほとんど戦わなかった中国共産党が、終戦後、真っ先に満州を目指したのは戦ってないゆえ、満州インフラ、日本人を利用できると踏んだから、、、で、実際、大いに利用できた)、戦後の大規模援助の恩をアダで返しまくってるように、血盟関係を信じるような民族ではない。
「血盟関係」という言葉は、北朝鮮のカラス外交で中国が不利になった時に、中国側が作った造語に過ぎない。 角栄時代に「日中友好」を連発して日本をヨイショしまくり、莫大な資金援助、技術援助を引き出したのと同じ行動パターンです。
旗色が悪くなったとき、悪いときの中国の愛想の良さはすさまじいが、それは、旗色が良くなった時、良いときの傍若無人振りと表裏一体なのです。 日本人は中国人(正確には発展途上国の人間)のこの行動パターンを良く熟知する必要があるのでは?(日本人のそれとはレベル、ボラテリテイが格段に違うから、熟知出来ない??、、(--; )
弱肉強食環境下の「野生の」人間の行動パターンを良く熟知する必要がある。