私の町の被災した中学校が解体され、復興住宅が建てられようとしている。
所が、解体中に土壌から有害物質が発見され、復興住宅が建設されるのが遅れるらしい。
あそこは、校庭が瓦礫や被災した自動車等置き場となっていたので
それが原因かと思ったが、それ以前から有害物質が土壌に入っていたらしい。
被災した中学校はコンクリート製だったが、私の中学校時代は木造の校舎だった。
屋根が瓦葺きで、十勝沖地震の際は屋根から瓦が落ちて来る中を校庭に避難した。
あの時は、校庭に生徒全員が避難して夕方迄いて帰った。
所が、東日本大震災の場合は津波が川を乗り越えて来て、中学校の1階部分の天井迄浸水した。
「校庭に避難するのが、最善の策では無かった。」と、今更思う。
私の町は、二つの川にはさまれた「三角洲」みたいな場所だから
巨大地震が起きたら、津波が海からと、両方の川を乗り越えて来るんで
逃げるのが難しい。
それでも、復興したい。