週明け月曜日はお昼からの勤務ですので、日経平均の寄り付きを見てから出勤しています。
●今朝は静かなスタート
週明けの日経平均は5円高で寄り付きました。週末は17日から開催されるFOMCでテーパリングが決定されるのではないかとの期待感と、米下院で予算案が可決され政府機関閉鎖のリスクが回避されたことによって年初来高値を更新し、103.90円台まで上昇しました。その後は利食いが入り下落するも103円台は維持しており、依然として期待感が高いように思われます。そんな中での週明けは比較的静かな雰囲気でスタート。
●期待感が膨らむか?
今夜は、「NY連銀製造業景気指数(22:30)」「対米証券投資収支(23:00)」「鉱工業生産(前月比)(23:15)」「設備稼働率(23:15)」が発表されます。雇用関連指標の強い結果によって、FOMCに向けた期待感が高まっている部分もあるので、結果によっては大きく上昇する可能性もありそうです。
●ドル円の重し、テーパリング恐怖症
その一方、テーパリングを懸念しているダウ(株式市場)の動向も気になるとことです。ドル円単体では上昇要因となっても、テーパリング恐怖症によるダウ下落によって上値が重い展開も予想されます。実際、ダウ・日経平均ともFOMCのテーパリングに対する様子見から小幅な値動きとなっています。
ただ、最近の市場を見ているとこういった懸念よりドル買いの力が強いように思われますから、FOMCに向けて押し目買いをしていこうと思います。