金【更にドル高の影響を受ける可能性】

週末13日の東商金日中取引は、12日のNY金相場が米財政協議の合意や為替市場でのドル高・ユーロ安を背景に急落いた事を受け、手仕舞い売りが先行し、中心限月10月限は前日比52円安の4,095円で始まった。その後は、本日にSQ(特別清算値、15,303.19円)だった株式市場と為替市場を眺めながらの神経質な取引が続き、中心限月10月限は前日比47円安の4,100円で取引を終えた。

本日の東商金夜間取引は、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えている事と、週末要因からのポジション調整の動きが中心の取引と思われる。(22:30)米11月生産者物価指数[前月比]・[コア:前月比]、[前年比]・[コア:前年比]の指標発表に注目。為替市場でのドル・円相場が、年初来の103.73円を抜けている事から、更に円安・ドル高が進行する可能性がある為、本日も為替動向に注意が必要となる。


夜間取引レンジ 4,053円~4,137円  

池末


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