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納得感のない相場、損をするのはどっちだ?

水谷“怒濤プロモ”効いた!「相棒」大ヒットのワケ

5月10日17時1分配信 夕刊フジ

 人気刑事ドラマを映画化した「相棒-劇場版-絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」がこの大型連休に独り勝ちの好スタートを切った。興行収入50億円突破は確実な勢いで、苦境続きの東映にとっては救世主に。そのウラには、どんな仕掛けがあったのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080510-00000001-ykf-ent

映画「相棒」は見ていないのですが、ドラマの方はしょっちゅう見ております。
この作品、別段キャラがたっているとは思えないのですが、シナリオが丁寧に作り込まれて進行して行くので、安心して見ていられます。
特に犯人が特定される時には、必ず視聴者に、その犯行動機を納得させるように出来ております。
これがこのドラマの、人気の最大の理由ではないでしょうか。

マーケットの世界では、戦闘マシーンであるシステム売買が導入されてから、動機に納得のいかない相場形成が増えてしまったように思えます。
個人投資家を打ち負かすことだけを狙った相場形成と言いたくもなりますよね(笑)

しかし私は、声を大にして言いたいですよ。
確かに中短期のトレードする投機では勝算は見えませんが、長期ではシステム売買の強引な相場形成は、必ずや巨額の破綻を味わうことになるでしょう。
マーケットにおけるシステム売買に反抗する個人投資家の売買心理は、推理小説の犯行動機を読み解くことに、良く似ていたりもするものです。

そして株式と言うのは、商品や債権、不動産と違い、自らの力でその価値を向上させることが出来ます。
たとえ1万円で買った株が資産価値千円まで下がり一向に株価が上がらなくとも、十数年後に年間1万円の配当を出すまでに企業が成長することだって、無いとは言えないのです。
他人による評価だけでは損得が決まらない。
真実の価値があるというのが、株式の魅力でもあります。

私にはこんなふうに思えるのですよ。
この企業はきっと伸びるという感覚をあざ笑うシステム売買は、刑事ドラマには必ず登場する、ハズレ刑事と良く似ている(笑)
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