先週金曜日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +198.69 @16,020.20, NASDAQ +29.36
@4,062.52)。金曜日に発表された米国雇用統計の数字が予想以上に良かったことが背景だった。さらに、ドル円為替レートが103円台の円安方向へ動いた。これらを好感して、本日の日本株全般は大幅高となった。東証1部では、上昇銘柄数が1,426に対して、下落銘柄数は235となった。騰落レシオは111.86%。東証1部の売買代金は1兆9756億円。大幅高の割には売買高が盛り上がらなかった。
TOPIXも日経平均も大きくギャップアップして始まり、さらに上げて陽線で終えた。先週金曜日の「切込み線」で反発の兆しはあったが、本日その兆し通りに大幅高となった。どちらも10日移動平均線を回復し、時の利は再び買い転換した。
TOPIX
+19 @1,255
日経平均 +350円
@15,650円
33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉱業(2位)、ゴム製品(3位)、上昇・通信(4位)、精密機器(5位)となった。