堅調な米指標を背景に、米金融当局が資産購入規模の縮小を見込みより早めに踏み切るのではとの思惑が強まっており、ドル建ての金は軟調な値動きとなっている。
早ければ今月17、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和に踏み切るとの観測も浮上し上値を圧迫している。
バーナンキFRB議長やイエレン次期議長は、緩和縮小は経済指標次第と述べているため、好調な米経済指標の発表が続く中、本日発表予定の11月の米雇用統計に関心が集まっている。
夜間取引時間は、11月の米雇用統計(22:30)のほか、10月の米個人所得・消費(22:30)、12月の米ミシガン大消費者景況感指数(23:55)が予定されている。
米雇用統計の発表数字しだいではあるが、金融緩和維持観測も浮上しているため、発表直後は乱高下する恐れもある。外為相場の動きと合わせて細心の注意が必要である。
夜間取引レンジ 3,897円~4,123円
中川
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