昨晩発表の新規失業保険申請件数（雇用統計の先行指標）や
GDP改定値はすこぶるいい結果。
よってQE3の早期縮小の可能性（12月）が大きくなり
普通ならドル買いでドル円は買われる（上昇する）はずが、
昨日はちょっと上に振れてあとは売りに押される展開。
日本株でも先物のポジション積みあがりが
下落幅を大きくしているけれど、
ドル円も過去最大級の12万枚超えの先物ポジションが
ドル円の上値を重くしているようだ。
このポジション調整がいつまで続くのかが不明で、
今晩の雇用統計を前にもうほとんど終えているのか、
あるいは来週10日のボルカールールまで、
それとも来週末13日のSQまで続くのか。
まあいずれにしても、あくまでポジション調整で
景気先行の不透明感などで下げているのではない。
中長期トレンドは上なので
私はこの調整を良い買い場として捉えてる。
先物もドル円も、11月の上昇相場を作ってきた
マクロ系ヘッジファンドとCTA（商品顧問投信）が
ポジション調整の動きに便乗した仕掛け売りをしているので、
彼らの買戻しも考えらるし、そんなに底が深いと思っていない。
昨日のECB政策会合の結果を見ても、
円が一番弱いのは不動。そしてそれは2年ほど続く。
総悲観は買い時、総楽観は売り時。
今日の予定は新興・小型をさらに利食いして
日経レバを買い下がるけれど、
今夜の雇用統計を見てからでも遅くないので、
今日はポジションを軽くするもの、様子見もいいと思う。
新興・小型が寄り天にならずに続伸できるか
昨日所々で見られた午後のナイアガラにも留意して。
では今日も一日頑張りましょう。
