忘れていたが原油が急上昇、円安条件だろう
2013年12月04日
円高が進む中、原油がものすごく上がっていた。
これは輸入の急増にもつながり、円安要因であろう。
今日の相場の主犯だったかもしれない。
3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では、原油先物が大幅続伸した。新たなパイプラインが米テキサス州の製油所向けの原油輸送を来月開始するとの報道を受け、国内原油在庫の減少につながるとの見方が広がった。
原油先物1月限の終値は前日比2.22ドル(2.4%)高の1バレル=96.04ドル。電子取引(グローベックス)を含む高値は96.21ドル、安値は93.67ドルだった。
【ニューヨーク・ロイターES=時事】3日の米欧石油市場では、米国の原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングとメキシコ湾岸の製油所を結ぶパイプラインの稼働計画が好感され、米国産標準油種WTIが大幅続伸して引けた。英国産標準油種の北海ブレントも続伸した。
WTI1月きりは2.22ドル高の1バレル=96.04ドルと、ほぼ4週間ぶりの高値で終了。この日の上昇率は9月18日以来の大きさだった。
ブレント1月きりの終値は1.17ドル高の112.62ドル。一時112.93ドルまで値を上げ、11週間ぶりの高値を付けた。
トランスカナダが2日の取引時間終了後に米連邦エネルギー規制委員会(FERC)に提出した資料によると、同社のクッシングとテキサス州ポートアーサー間のパイプライン(輸送能力日量70万バレル)は1月3日に操業を始める予定。市場では積み上がっていたクッシングの原油在庫がはけるとの期待感が高まった。
アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「米市場はパイプライン稼働に1日遅れで反応した」と指摘した。
石油輸出国機構(OPEC)は4日にウィーンで総会を開く。イランとイラクはこれに先立ち、大幅な増産を行う意向を表明、他の加盟国に産油量で譲歩するよう求めた。
WTIに対するブレントのプレミアムは16.58ドルとなり、1ドル以上縮小した。
この日の取引終了後の米東部時間4時半には米石油協会(API)が、4日午前には米エネルギー情報局(EIA)がそれぞれ週間在庫統計を発表する。いずれも11週連続の積み増しが予想されている。
EIAによれば、米原油在庫は製油所の保守点検期間に当たった過去10週間に3600万バレル近く増加。11月の在庫水準としては史上最高を更新した。
WTIは4日続落の後、3日続伸して取引を終えた。米雇用統計を6日に控えていることもあり、市場では売りポジションを手じまう動きが広がった。(了)
[時事通信社]
