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日経平均は反発、終値ベースの年初来高値を更新

日経平均は反発、終値ベースの年初来高値を更新
 
 
 

 

 


   東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。上げ幅は一時139円高となり、11月28日に付けた終値ベースの年初来高値1万5727円12銭を更新した。



日銀による追加緩和への期待感や世界的な景況感改善などが買い手掛かりとなった。外為市場では1ドル103円台へと円安が進み、短期筋による株買い・円売りの動きが強まったとみられている。


前日に行われた日銀の黒田東彦総裁の記者会見を受け、「外国人投資家を中心に日銀の追加緩和に対する期待感が高まった」(マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏)といい、リスクオンの地合いが広がった。11月のユーロ圏の製造業PMI改定値が速報値から上方修正されたうえ、11月米ISM製造業景気指数が予想を上回ったことも景気敏感株の側面がある日本株のサポート要因になったという。


ソフトバンクが後場に入り一段高となり、指数の押し上げに寄与した一方、トヨタ自動車やみずほなど主力大型株の一角は値動きが鈍かった。買いの中心はヘッジファンドなど短期筋との見方が多く、「生保などの国内勢がリスクウエートを増やさない姿勢を示している中で、海外勢頼みの株高が続きそう」(国内証券)との声が出ていた。


日米とも株価に過熱感が指摘されていることも上値追いを慎重にさせるという。利益確定売りは着実にこなしているが、6日には11月米雇用統計の発表を控えていることもあり、見送り姿勢を堅持している投資家は多いとみられている。


個別銘柄では、ニッセンホールディングスがストップ高比例配分となった。セブン&アイ・ホールディングスが2日、通信販売大手のニッセンの議決権の過半数を握って連結子会社化すると発表。TOB(公開買い付け)価格にさや寄せした。自動車用電池の新材料を開発と報じられた積水化学工業も高い。
  
  
 
半面、前日にCB発行を決議したと発表した共立メンテナンスは将来的な一株利益の希薄化懸念で軟調だった。
 
 
  東証1部騰落数は、値上がり786銘柄に対し、値下がりが828銘柄、変わらずが150銘柄だった。


日経平均<.N225>  終値 15749.66 +94.59
  
  
寄り付き 15747.54
  
  
安値/高値 15661.9─15794.15
  
  
TOPIX<.TOPX> 終値 1262.54 +3.60
  
  
寄り付き 1263.99
  

安値/高値 1258.38─1266.66
  
  
東証出来高(万株) 268963
  
  
東証売買代金(億円) 24158.3
 
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