SMBC日興ではメガバンク選好を強める局面と言及

[そら豆の株予報さん]

■SMBC日興ではメガバンク選好を強める局面

　SMBC日興証券では、銀行株の上期決算を踏まえて、◆連結当期純利益上方修正に伴う先行き業績への自信・株主還元強化が展望できる点、◆バリュエーション面、－－などから、メガバンク選好を強める局面と言及。三菱UFJは、連結当期純利益を9100億円へ上方修正し、配当方針から今期（14円→16円）・来期（16円→18円）の連続増配が視野に入ると指摘。また、有価証券評価差額影響除くバーゼル3普通株Tier1比率が9.9％となり、アユタヤ銀行買収影響（-0.6ppt低下）を想定しても今期末に9.5％程度となり、自社株買いの可能性も出てきたとみている。みずほFGも連結当期純利益を6000億円へ上方修正し、今期末1円増配の可能性が高まりつつある点は好印象であり、本業収益もメガバンク内で相対優位にあるとの見解を示した。

■SMBC日興では日本株にとっては当面好材料が多いとの見方

　SMBC日興証券では当面の政治・政策イベントとして、◆米国の金融政策関連、◆日銀の金融政策関連、◆賃上げ（特に春闘でのベースアップ）に関するニュースフロー、◆12月公表予定の2013年度補正予算および2014年度予算、◆2014年度予算および債務上限引き上げを巡る米国議会の動向、◆米国の年末商戦、－－などが重要であるが、日本株にとってはどちらかと言えば好材料のものが多いとの見方を示した。

＜トレーダーズウェブより抜粋＞