KJ_FXtechnicalさんのブログ
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トップドライバーから学ぶ人生哲学
少しプライベートなお話になりますが、私はモータースポーツ、特にF1が好きです。先週24日に今シーズン最終戦を迎え、長いシーズンに幕を降ろしました。トップチームであるレッドブルのドライバー、マーク・ウェバーは12年のF1ドライバーキャリアを今シーズンで終えることになったのですが、彼のコメントが素晴らしいのでご紹介したいと思います。「F1で素晴らしい結果を残すことができたけど、同時に私にとっては、ここまでの『道のり自体』も驚くべきものだった。」「生きていれば困難にぶつかることは避けられないし、別の決断を下していれば違った結果になっていたかもしれない、と思う場面もやってくる。」「けれど人は流れに従って、自分がその時下した決断を信じてやっていくしかないんだ。」「もしかしたら私は、生まれついての絶対的な才能を持っていたわけでも、能力の面で誰よりも優れていたわけでもないかもしれない。」「けれど色々なものをかき集めて全力で努力すれば、すごい成果を残せると分かっていた。そうやって私は、自分よりも才能のあるドライバーを大勢倒してきた。」「懸命に取り組むことがいかに大事か。私はそのことを身をもって学び、キャリアのほとんどをそうやって過ごしてきた。」「ロケットに乗ってトップの座にひとっ飛びできるようなキャリアなどありはしないんだ。」「生まれ故郷のクイーンビーアンでそのまま過ごし、他のことを知らずに暮らしていれば、とても幸せだったかもしれない。」 「でも別の人生や、別の場所にじっくり目を向け始めたら、『ワオ、なんて面白い生き方なんだ』って思える。」「実際、最高の道のりだったよ。人生では、目に見える結果よりも多くのものを手にしていることもあるんだ。」成功した人間、夢を叶えた人間が言うことには共通点がありますが、努力が大切であること、いきなり成功を収める状況になることは難しいという言葉は本当に良く言われています。これはトレードの世界でも同じではないでしょうか。もう一つ、上記のコメントに加えて言えるのは、目標を明確にし、方向性を確認しながら取り組むのと、漠然と取り組むのではたどり着ける可能性や早さが違います。私はFXトレードに関して、ブログでお奨めしている書籍を読んだり、情報商材を買ったりして勉強してきました。テクニカルアナリスト資格取得もその一環です。でも、『楽して』という言葉のあるものには絶対に手を伸ばしません。結果的に楽だったとしても、最初から楽をしようと思っている時点で延びしろが少ない気がしてしまうからです。結果的に成功までの距離が短くはならないような気がするのです。FXに真剣に取り組んでいる方の参考になる情報を今後も発信していこうと、改めて認識する良い機会になりました。
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