若干もみ合いか

[akkiiさん]

   

円相場はドル円は1ドル103円90銭前後。ユーロ円は1ユーロ159円80銭前後。こちらももみ合い。

欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利を4.00%に維持、イングランド銀行(BOE)も金利を5.00に据え置き。これは市場の予想通り。
ポールソン米財務長官が「米経済の長期的見通しは非常に力強く、世界の他経済と比較しても良好」と述べたことによりドルが買われたものの、ECBのトリシェ総裁が『経済ファンダメンタルズは健全だが、今後大幅な景気減速と高インフレの危険がある』と指摘したことによりユーロが買い戻される展開に。それに連動して円高ドル安となった模様。

欧州株はまちまち。英株は上昇、独仏は下落。ただ、鉱山関係は上昇しているようです。
NYダウは乱高下しながら反発。資源・エネルギー関係を中心に買いが入っています。アルコアは4％高、シェブロンが2％高。ただ、銀行株は下げてます。

ドル高が一服したことで、商品市場は上昇。まずトリシェ発言とドル安のおかげで金が上昇していますね。1オンス880ドル台を回復。それに連動して白金も上昇。
原油も上昇。ここ最近の高値で調整が入ったものの、他の石油製品が高くなったことの影響でプラスで引けました。
ドル安は穀物にも影響し、大豆、もろこしとも上昇。もろこしは降雨もプラス材料となったようです。

今日は・・・ちょっとドル安であるのが気になりますが、落ち着いた動きとなるのではないでしょうか。輸出関連に売りが入りそうですが、NY株が下げていないところから判断すると個別銘柄を物色する展開が続きそう。
商品相場は・・・海外通りの動きとなりそう。石油は今日こそストップを外れそうですね。






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