映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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NYよりは底堅い

昨日7日のNYダウは12814.35(‐206.48)と大きく下げた。日足では転換線を大きく割り込んでいる。日足のRCIは天井をうって下げ始めている。RCIはいったん下げ始めると、しばらく下降するので、目先は調整にはいったと考えられる。基準線12701はまだ保っているが、これをまもりきれるか、どこまで下げるか、どれくらいの調整になるかがが問題だ。週足でみると、不思議なほどぴったりと雲の下限13068で頭をうっているが、週足のRCIも天井圏にあるので、週足レベルでも調整局面にはいる可能性があるが、週足もまだ基準線12707の上で、この水準を守れるかどうかが当面の攻防ラインであろうか。月足転換線も12916だが、残念ながらこれを守りきれなかった。ただ月足のRCIは上げに転換しており、月足RCIの動きは大きな波動と相関が高いことを考えると、1月の安値をボトムとした波動はまだ壊れているとは思えない。もしかすると最悪月足基準線12463前後までの調整はありうるかもしれないが・・・今回の下げの直接の誘因は、原油高によるインフレ懸念、金利上昇への懸念だと言われており、WTIのチャートは確かに青天井のようにあげていく形になっているが、景気がどんどん拡大する局面でもないのに、原油が際限なくあげき、流動性がいつまでも原油になだれ込むとは常識的に思えないのだが。。。

為替の動きは、円高に少し動いており、日足のRCIかれみても、ドル高円安の動きはいったん調整局面にはいりつつある。日足では、転換線104.05をわずかにきったところ。週足ではちょうど基準線105.08で頭を抑えられた形で、当面105-106円がドル高円安の限度とみられるものの、週足RCIはなおドル高方向へ上昇しており、一方的に円高に振れ戻すとはやはり思いにくい。

日経平均は、13943.26円(159.22円安)で、NYダウが下げた割には、底堅いという評価が一般的なようだ。事実日経平均のほうは、日足の転換線13828、週足の基準線13899もまだ割っていない。為替がNYほどには振れなかったことが反映しているのかもしれない。日足、週足ともRCIが天井圏にあり、NYの後を追って調整するかもしれないが、月足のRCIの上昇からみると、一定の幅の調整でなんとか終わることができるのではないか、と期待されるところだ。
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