平成25年11月21日(木) 雑感

暁投資顧問さん
暁投資顧問さん
日経平均は寄り付き前の予想を大きく超える上昇で引けた。
今週に入っての下落分を1日で挽回。先物主導で、裁定買いに伴う値嵩株もこぞって上昇。
NT倍率は2000年3月以来の高水準で今年の5月を超えた。
現時点での日経平均11月の月足は見事に節目を超えている。
今日発表された先週分の週次投資主体別売買動向では海外投資家の大幅な買い越しが明らかとなった。
日本人が内から見ると、証券優遇税制の廃止、消費増税と株価抑制要因が目立つ。
年末にかけて株価が下押すと考えるのが“当たり前”の思考だ。
ただ、当たり前の思考で対処していては投資ではなかなか良い成績は出せない。
株価上昇を抑制する材料が出れば出るほど日銀がFRBよろしくせっせと金融緩和に励むという考えも出来なくはない。
兎に角、外国人投資家が個人投資家の大きな売り越しを吸収して余りある買いを入れてきているのは事実だ。
そんな彼らが売りに転じれば、当然株価も急落を余儀なくされる。
その際の対処だけは念頭に置いた上で、トレンドの方向に従った売買を心掛けたい。

日経平均株価 月足チャート
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