確かに株価の動きには、それなりの合理性や反復性があるかもしれないが、
株式市場を支配しているのは、数字ではなく人間の心理であると私は固く信じています。
もし計算ですべて片付くと言うなら、少し勉強すれば誰でも儲かるはずです。
そこで私はシステムを削りました。
システムを否定するのは、それを設計するのも監視するのも結局人間であり、
そこに人間が介入する要素がある限り、あまり意味はないと思うからです。
あのビクター・ニーダーホッファーの弟、ロイは計量神経科学を学びニューロ・サイエンスを駆使したシステムで利益を上げているが、1999年10月27日のNYダウ大暴落の時、彼のシステムは買いを指示したにも関わらず、後日とても怖くて買えなかったと語っている。
これが人間という者ではないだろうか。
資金管理を49%としたのですが、これは心理面をサポートする上で重要だからです。資金管理を疎かにすると、心理面にも悪影響を与え、
それがまた資金を悪化させるという負のスパイラルになるのを防ぐ為です。
以上は私の考えですが、別にこれが正しいと言ってる訳ではありません。なかには反感を持たれた方もいるでしょう。売買方法などと言うのは投資家の数だけあって当然だし、自分が信じていれば、それで良いのかな? なんて思っています。