美味しいうどんさんのブログ
安易な空売りは墓穴を掘る。あなどれない強力な日足と週足線
NYダウと日経のチャートを見て欲しい。今までの上昇力と勢いが違っている。
日足、週足と共に力強さが際立っている。
独DAX指数も同じ様相を見せている。
米国の緩和政策が継続されると予想する安心感もあるが、テクニカル的に見ると11月5日以降異常な数値まで跳ね上がった空売り比率にも原因がありそうだ。
信用取引空売り規制緩和で売り易くなった。それで空売りを仕掛けた勢力が増大した。
わずか1週間で20%前後であった空売り比率が30%を超えるまで実に5割も激増した。
あまりと言えばあまりに無謀。
株式譲渡所得税が2倍になる前に売って置こうと考えた人達が、まず空売りで予約したかもしれないが年末の期限まで期間があり過ぎた。
折から米国の緩和策継続のニュースも伝わり(▽▽メ)(▼▼メ)などの人は、この好機を見逃す筈はなかった。
日経平均株価は6連騰、週足線は強力な大陽線が出現した。
為替の円安は一段と進み100円台に乗せ株価上昇の援軍となった。
慌てたのが空売り組。
運悪く11月5日から1週間は株価が安かった時期だ。安値で大量に空売りを入れた事になる。
ここまで踏まれたら買い戻す以外に手はなかろう。空売りの恐ろしさは踏まれたらすぐわかる。
買い方と空売りの買い戻しが一緒になって株価は上昇を続けている。
以下の空売り比率をご覧いただきたい。
空売り規制緩和直前の11月1日の空売り比率は23.5%であった。
11月5日 29.2%
11月6日 28.1%
11月7日 30.6%
11月8日 28.4%
今週末金曜日11月15日の空売り比率は26.3%に減少し買い戻しが起きた事が見て取れる。
この時期は株価急騰の時期と妙に一致している。
日経平均はテクニカル的にやや過熱気味程度であり超過熱水準には至っていない。
空売り組の買い戻しが進み、空売り比率が平均値に落ちるまで株価上昇が続くかもしれないね。