平成25年11月15日(金) 雑感

暁投資顧問さん
暁投資顧問さん
2013年11月15日 日経平均は5.23の急落から約半年、去年11/14の衆院解散から1年を経て新たなゾーンに突入した。
一気に揉み合い水準を抜け、今日の終値は15165円。
急騰の反動は当然どこかで出るだろうが、暫くは強く推移すると予想。
日経平均の週足は引け坊主に近い力強い陽線。
先物主導の上昇とはいえ、目をつぶって打診買いの局面だろう。
無論、個別銘柄に関してはなんでも買いと言う訳ではない。ダマシの場合は損切るのみ。
大引け後の日経平均先物はさらに上昇しているが、流石に飛ばしすぎの感アリか。
裁定買い残が気になる所ではある。

今回、上昇要因となったのはイエレン次期FRB議長の草稿が量的緩和継続と見なされ、
ポジティブに捉えられているためだと報道されている。
となれば、5.23のバーナンキ議長発言で急落した展開がどこかで訪れるとも考えられる。
これは米国がいずれ量的緩和引き締めに転じるという前提に基づいた予測である。
米国が量的緩和引き締めをするつもりがないのなら、話しは変わってくる(笑)

ジャブジャブと揶揄され、副作用も指摘されているQEだが2008年のQE1からはや5年が経った。
大きな副作用はまだ顕在化していないようにも思える。
引き締めに転じた直後に景気悪化⇒また量的緩和・・・と考えれば、これは当分続きそうだ。
私にはどういった形で副作用が出てくるのか、顛末は全く読めない。
恐らくこれからも5.23のような急落局面が訪れるはずである。
全く無傷でそういった局面を乗り越えるのは難しいし、
それを恐れていては投資・トレードなど出来ない。
ない頭を振り絞ってどう立ち回るか考えていこうと思う。

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