商品にＣＯ2排出量を表示する取り組み（歓迎）

[ビールマンさん]

「商品にＣＯ2排出量表示」「経産省小売り大手と連携」「来年度にも開始」（日経新聞８日朝刊）

「消費者が店頭で買う商品をつくる過程で排出した温暖化ガスの量を商品ごとに表示する制度の普及に向け、経済産業省と民間企業が取り組みを始める。」「まず自主規格商品に採用する。」「温暖化ガスの排出量表示で企業に地球温暖化対策を競うよう促すとともに、将来、温暖化ガスの削減費用を商品に課金するといった基盤の整備にもつながる。」（日経新聞）

ＣＯ2排出量表示のイメージが掲載されているが、それによると

ポテトチップスの例ではＣＯ2排出量は７０g　（そのうち）ジャガイモの栽培４５％→製造３０％→包装１５％→配送８％→廃棄２％の表示になります。

消費者が環境負荷の少ない商品を買えば、メーカーは環境負荷の少ない商品を作る（製造過程も含めて）、そのことによってＣＯ2の排出量が削減されると良いですね。

北海道で作って、北海道で売るのと九州で売るのでは配送での排出量は違ってくるでしょうし、同じ地域でも１ケースを運ぶのと４ｔ車で運ぶのでも違うでしょうし、技術的に難しい問題もあるとは思いますが、取り組みが進むと良いですね。