個人はどう動いたのか。
はじまったばかりで全く分からないが、
ある銘柄の値動きから大胆に予想してみようと思う。
その銘柄は個人の空売りが多い「東電」。
日経平均と同様に窓を開けて始まる。
9時01分の547円(+12円)を高値を付けた後すぐに下げ始め
11時12分に511円(-24円)まで売られる。
そして後場は、売買代金をともないながら
513~522円の10円という狭いレンジで推移。
東電に限らず主だった銘柄は
高寄り後ジワジワと下げたのだけれど、
日経平均が反発した午後、東電は日経とは足並みを揃えなかった。
特に悪材料なニュースが出たわけではないのに。
では誰が売っているのか、空売りか手仕舞い売りか。
その前に、東電を大量に空売り中の外資系証券の動向。
ゴールドマン・サックス(GS)とドイツ銀行を見てみる。
ドイツ銀 ピーク1308万株(10/22)→ 918万株(10/30)
GS ピーク1227万株(10/4) → 1189万株(10/30)
日により増減はあるが減少傾向にある。特にドイツ銀行。
10月30日まで空売りを減らしてきたが、
空売り規制緩和を機に、空売りをいっきに増やすか。
ましてや先物・オプションの手口を見ると
両者ともそんなに下方向を見ているようには思えない。
で、今日の東電に話を戻して、ここで大胆予想。
高寄り後売り主体になったのは個人の空売りと手仕舞い売り。
後場、10円の狭いレンジで推移したのは、
個人の空売りと個人の買い+外資の買戻しで拮抗したせい。
空売り規制緩和による「個人の空売り増加」を利用し、
外資が空売りの買戻しをはじめる銘柄でも多いのではないか。
そんな的中率が低そうな大胆予想を立ててる間に(笑)、
ドル円が本日の安値更新して、98.20円近辺。
欧州勢のジャブみたい。売ったら下がるかな~的な。
ポンドが底堅いので、全面円高の様相ではない。
さ、晩御飯の準備しよ~っと。