和の色

小督さん
小督さん

(左) 黄朽葉(きくちば)

(右) 刈安 (かりやす)

 

染司吉岡幸雄氏によると、「和の色」を知っていると、銀杏の色づきは黄朽葉や刈安、
紅葉は蘇芳(すおう)や茜をいう色名で、より豊かに表現できるとのこと
今月は自然散策する機会に恵まれており、これから私が秋を楽しむための、事前準備です

 

以下、『日経おとなのOFF おとなの京都事典』より

 

銀杏並木の「黄葉」の微妙な色合いは、黄朽葉や刈安という色名で表現したい。
朽ちてゆく葉の色を総称して朽葉色と言うが、ことに平安朝の人々は朽葉色のほかに
青朽葉、赤朽葉、黄朽葉などと呼び分けて、その豊富な色調を愛でていた。
刈安はススキに似たイネ科の多年草。
黄色の染料であり、色名にもなっている。

10件のコメントがあります
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小督さん

株株株…。

 

私も、このまま上昇するのは、ちょっと待ってほしいです。

でも、今は何を買ったらいいのか、わかんなくって…

 

むしろ、ドン下げしてくれる方が、私はありがたいです

小督さん

(左) 花色

(右) 縹色

 

エポワスさん
こんばんは

 

日本で、花といえばやはり桜でしょう。
エポワスさんが「はないろもめん」とひらがなで書いたのは、
「花色」を連想させないためかなあ、とも思いました

 

花色は縹色(はなだいろ)から来ているみたいですね。
そして、この「花」とは露草を示しているとのこと

 

でも、いくつか色見本のサイトを回ると、
必ずしも、花色=縹色ではなさそうです

 

そういえば、私は茜色は夕日を思い出すのですが、
茜さす…とくれば、日または昼にかかるので、
朝日の可能性が強いのですね

 

時代によっては、全く異なる解釈をしているのかもしれませんね

こんばんは 又お邪魔します。

”はないろもめん”~~やっぱりね^^;

 

たいていピンク系統を想像して、紺と分かってがっかり......。

実は私もです。

でも「落語」と云はないのにちゃんと捜し当てましたね。

裏地も...さすが~~!!

 

脱線ついでに.........

  茜さす 紫野ゆき 標野ゆき  

 

 

   野守は見ずや 君が袖振る

 

茜いろの陽が射す紫草の咲く野原の光景は

現代では想像するしかありませんが・・・・。

 

古代人が自然の四季のうつろいを草木の色の

変化の美しさにみて そのをりをりをこよなく

愛でていた様子があざやかに伝ってきます。

 

色の呼び名の正確な伝承を絶えさせたくありませんね。

日本人独得のこの感覚は国の宝かもしれません。

 

~~~~~~~

11/5のうり解禁で下るかと期待したのに

今日も下げませんでしたね。

小督さん

エポワスさん

こんばんは

 

文化勲章受賞の中西氏は私は存じ上げませんでした~。

今日は祝日だということは知っていましたが、

昨日は文化の日でしたか

 

以前から、銀杏並木や紅葉の色合いを上手く表現できず、

かといって、写真にも残せないことに歯がゆく思っていました

 

で、「和の色」を読んで、それまでモヤモヤしていたものが、

ストーンと解決したような気がしたのです 

 

蘇芳さん、茜ちゃんの苗字や名前を聞いたことがありますが、

はないろもめんですか。

私はてっきりピンクかパステルカラー調の色と思いましたが、

紺っぽい色みたいですね

 

同時に、落語とか裏地なんて、キーワードも出てきました

 

いつものことながら、脱線中です

こんばんは ”和の色"ですか~~#

 

これは中世の文学案内人中西氏の文化勲章受賞からの

ヒントでしょうか?

それとも秋の象徴銀杏の黄色の

かすかな変化からでしょうか?

 

「蘇芳」という言葉自体がなにかしら忘れかけていた平安朝の

十二単の重ね着などの色アワセなどということを習ったという、

かすかな記憶を引き戻してくれますねぇ~~。

 

そうそう江戸時代には「はないろもめん」という粋な色も

あったようで、和の色の感覚は繊細で日本人ならではの

ものなのでしょうね。

小督さん

アイビーあずささん

こんにちは

 

和の色は色名を聞くだけで、その風景を想像することができそうです。

秋の色ではないのですが、色見本と見ていると、

甕覗(かめのぞき)という薄い水色を見つけました 

 

この色を染める時は、甕を覗くくらいのほんの少しの時間浸した後、

すぐに引き上げるから、という説と、

甕の中の水に映る空のような色というふたつの説があるのだそうです

 

写真はむつかしいですね。

繊細な色はなかなか上手く写せませんね 

こんにちは、小督さん。

 

刈安は銀杏の、茜は楓の紅葉真っ盛りの時の色合い

黄朽葉は銀杏、鮮芳は楓の朽ちていく様子が

名前からも感じていけますね~

 

目で見て見事な紅葉も写真にとると中々

雰囲気が違って写ることが多いですね

小督さん

kattanさん

おはようございます

 

「日本古来の色名は、自然界の色であったり、
個人がその美しい色を自らの着衣に再現しようと試みた染物に
由来することが多くあります。」(吉岡幸雄氏)

 

移り行く季節を感じ、みごとな紅葉を目にしても、
私は美しい色合いを表現したり、写真にはなかなか残せませんからねえ

kattanさん

和の色。

 

なるほど、そうしてみれば西洋の色は原色を濃淡させて

配色が多いですね。

 

「和の色」と改まって区別すると、和の色は微妙な色同士の

混ぜ具合

 

なんでもない自然の配色にも日本独特の四季の色が基本。。。

さっきgoogleで初めて知りました。

小督さん

(左) 蘇芳

(右) 茜

 

色名はいずれも染料となる植物に由来。

「モミジ」という呼称は、植物名、色名ともに俗称でしか存在し得ない。

(『日経おとなのOFF おとなの京都事典』)

 

う~む、黄朽葉と蘇芳がどうもイメージどおり出ていない気がするなあ

やはりパソコンでは無理か

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