今年の「スポーツの秋」はいろいろなスポーツ観戦に行った。
アメフト
ラクビー
テニス
野球など
アメリカンフットボール(アメフト)の大学リーグは母校の応援に友人と観戦に行った。
一緒に誘った友人(男性)は、アメフト観戦は初めてなので
迫力あるプレーに喜んでくれるかなぁ~と思ったのですが
「ルールがわからない~」
「(プレー中)どの選手がボールを持っているのかわからない~」(・・?
(攻撃する選手は、わからないようにしているのですが・・・)
などと言われてしまった。
試合の終わった後
誘って悪かったかなぁ~と思って
「アメフトあまり面白くなかったみたいだねぇ~」
「今度、機会あれば違うスポーツを見に行こうか~」
と言うと
友人は、
「いや~よかったよ~」(^o^)
と言ってくれたので
気を使ってそのように言ってくれているのかなぁ~
持つべきは友だ!
などと思っていると
「チアガールよかった!」(^^♪
「踊りも上手いし、声も綺麗にそろっているし~、見る価値あるねぇ~」
「彼女たち相当練習しているなぁ~」
と言った。
「そっちか~」
と思った。
株式投資もそうですが、スポーツ観戦に行っても予想外のことは起きるものだと思った。
アメフト観戦に行ったのですけど・・・
(本場アメリカのNFLではチアガールは有名らしい。専門家へ)
・・・
先日、健康に興味のある知り合いの女性から3冊本をもらった。
読む時間がないので本棚に積み上げていたのですが
目を通してみると、どの本もよい本だと思った。
「薬をやめると病気は治る」
「安保徹の免疫学入門」
安保 徹(安保先生は有名)
「天然ヘルシー調和食レシピ」
伊藤明子
以前日記に書いた薬膳料理の店にも「免疫力」に関する本が置いてあった。
金融についての知識を持つことも大切ですが
健康についても正しい知識を持つことは必要だと思う。(個人的な考え)
ここでも常識を疑うことが必要になるかもしれない。
近所のお医者さんに、免疫力や分子整合栄養医学の話をすると
「そんなことみんな知ったら僕たちの仕事がなくなるじゃないですか!」(・へ・)
と言われてしまった。
健康に関する本で最初に日記に書いた本は
「成功する人は缶コーヒーを飲まない」
姫野 友美
この本を読んでから、少なくとも私は、缶コーヒーを飲まなくなった。
・・・
さて
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは、専門家へ)
○投資教育
10月19日(土)日経新聞夕刊トップより
「年金負担軽減へ改革加速」
新会計基準に備え
全日空 今期、確定拠出型に
野村総研 退職金運用を委託
「年金の負担を軽減しようと企業は様々な取り組みを始めている。全日空は今期、企業が年金の支払額を保証する「確定給付型」を改め、加入者の運用成績によって受給額が変わる「確定拠出型」への制度変更を目指す・・・」
(日経新聞より引用)
などとある。
会計基準が変わるためこのような動きが広がっている。
以前も別の日経新聞の記事で見た記憶あるが、問題になっているのは
確定拠出型年金を取り入れた企業の従業員は自分で運用商品を選択することになる。
運用の知識も経験もない従業員にとっては、とても不安です。
勤務先で確定拠出型年金移行の話のある知り合いの事務員さん(女性)の話を聞いた。
「国際的なことは何もわからないし、投資のことなど全然わかりません。」
「そんなこと会社から言われているのですけど、困りますよ~」(・。・)!
と言っていた。
そこで必要となってくるのが「投資教育」になる。
現場の投資教育でどのような話がされているのか知りませんが
「投資教育」では、マーケットを牛耳っている外国人の投資手法を学ぶ必要がある。
もし、わたしが教えてもらう立場ではあれば
投資教育では「ネイサンの逆売り」の話も教えてほしい。
投資家ならば常識ですが、投資経験のない人は知らない人が多い。
実力のある外国人の投資手法を歴史から学ぶことは大切なので
自分の復習のために書いてみたい。
○ワーテルローの戦い
ワーテルローの戦い(1815年6月18日)
金融の面から見ても、歴史的に重要です。
この重要な出来事が高校の教科書でどのように書かれているか
「ナポレオンはパリにもどって皇位に復位したが、6月にワーテルローの戦いで大敗し、
西大西洋のセントヘレナ島に流された。」
(高校生の教科書より引用)
(これだけだとわかりません・・・)
ワーテルローの戦いは知っていても、どのような戦いだったのか知っている人は少ない。
(Wikipediaでは、教科書よりわかりやすく解説されている。)
金融面でも重要な出来事だと知っている人は
投資家を除けばもっと少ないかもしれない。
○背景
英国は名誉革命で誕生した国債の信用を背景に、多くの種類の国債を償還期限のない
3%の国債2種類に統合し、大量の戦費を国債で調達した。
名誉革命までは、王様は信用されていなかったので王様に対する金利は高かった。
1689年、権利の章典によりイギリスの王様(国王)は、勝手に借金ができなくなった。
「王様の借金」の時代は終わり、議会が借金を保証する
「国民の借金(国債)」の時代が始まった。
名誉革命とそれによる権利の章典でイギリスの歴史は変わっていた。
(18世紀半ばから19世紀にかけてイギリス産業革命へ)
(どうしてイギリスで産業革命が成功したのかは学校の授業でも習った。)
当時、議会が借金を保証するイギリスの国債には信用力があった。
流動性も高まっていた。
対してフランスは
1589年~1792年 ブルボン王朝の時代
1789年のフランス革命の結果、旧体制の債務はデフォルトし
元本3分の2カットされ金利は、81.65%まで急騰していた。
軍事政権で戦争を続けることにより政権を維持していたナポレオンには信用がなく
イギリスのように国債発行ができなかった。
(ナポレオンの戦費調達のため台所は、火の車になっていた。)
○ネイサンの逆売り
1815年6月18日
ベルギーのブリュッセル郊外が主戦場となったワーテルローの戦いは、
ナポレオン軍と英国ウェリントン軍が雌雄を決する場であった。
だが、それだけではなかった。勝った者だけが空前の富を手に入れ、
負けた者はすべてを灰燼に帰す、幾千幾万の投資家の賭けの場でもあった。
(「ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ」より)
ロスチャイルド家長のネイサン・マイヤー・ロスチャイルドは
ワーテルローに送り込んだスパイにより英国政府より一日早く英国の勝利を知った。
当時は、まだ無線電信もなく電話もなかった。
どのようにして早く情報を得たのか、書物によって書いてあることは違う。
① 伝書鳩を使っていち早くイギリス軍の勝利を知った。
② 快速船を使っていち早くイギリス軍の勝利を知った。
③ 光を点滅させて「ナポレオン敗北せり」を意味するメッセージを送ってもらった。
(ロンドン取引所に向けては「ナポレオン勝利せり」というメッセージを付けて
伝書鳩を放った。)
ある投資銀行の方に聞くと「伝書鳩」と言っていましたが、よくわかりません。
いずれにせよ、すでに取引所でも大きな影響力を持っていたネイサンは
他の投資家と違い、英国の勝利を知っていた。
普通の投資家だったら、翌日あわてて英国国債を買いに行くところです。
しかし、ネイサンは、違う行動をとった。
ネイサンは、イギリス軍勝利を知った翌朝、ロンドンの証券取引所に出向き
沈痛な表情で英国国債を売り始めた。
(このときの状況は書物などに書かれています。)
大量のコンソル公債(英国国債)を保有しているネイサンが、
沈痛な表情で国債を売ったのを見た他の投資家は、イギリス軍は敗北したと思い込み
一斉にパニックになって国債の狼狽売りを始めた。
コンソル公債(英国国債)は下落を始め、相場はしだいに崩れ、やがて堰を切ったように
大暴落してコンソル公債は額面価格の5%まで落ち込み、紙切れ同然となった。
ネイサンはコンソル公債が二束三文の値段になったのを見届けた後
配下のトレーダーに「コンソル公債買い」(ここで買いです!)のサインを送った。
暴落したコンソル公債を買い占めにいった。
ネイサンが買い占め終えた直後、「イギリス軍大勝利」のニュースが取引所に飛び込み
英国国債は反転、大暴騰した・・・
このワーテルローの戦いで歴史ある名門家系は、多額の損失によって次々と破産したが、
ネイサンの自己資産300万ドルは、2500倍の75億ドルまで増加していた。
(書物などから引用)
(内容について正しくは専門家へ)
金融史上、非常に重要な出来事になる。
有名な逸話
「ネイサンの逆売り」です。
○外国人の投資手法から学ぶこと
「ネイサンの逆売り」から
知恵と実力(お金)のある投資家の投資手法を学ぶヒントがあると思う。
この逸話は、 他人より先んじて情報を握ることの大切さを教えるものであると共に
こうして掴んだ情報を使う場合においても、 単純に使うのではなく
そこに戦略的工夫を施すことの必要性を示す例とされてきた。
(インターネット情報より)
(知恵と実力のある)外国人の投資手法として
買いと判断すれば、売ってから買う
売りと判断すれば、買ってから売る
今でもやっている。
長期投資家から見て、高い技術力のあり、財務も安定した
投資魅力のある日本の国際優良企業の株主には外国人株主が一杯入っている。
(いつの間に・・・と思うこともある。)
(外国人の草刈り場になっている。)
多くの日本人が投げ売りするような場面
マスコミたちが○○・ショック、○○危機などと騒いでいるとき、
安い値段で優良企業の株式を買っている。
ネイサンの逆売りでロスチャイルド家は、大儲けしたが
この話はここで終わっていない。
たとえば、現在もユダヤ資本は、債券、株式はもちろん、
一次産品の価格でもマーケットに大きな影響力を持っている。
CTAひとつを見てもエネルギー先物、貴金属先物、農作物先物の
小さい相場をいじることによって株式・債券の大きな相場を動かしている。
わずか小さい商品相場を動かすことによって大きな市場で儲けている。
日経平均株価でもファーストリテイリング・ソフトバンク・ファナックなどの値嵩株を
動かすことによって先物・オプション市場を動かしたりもしている。
(日本人はこのようなことはしません・・・)
(たった30銘柄しかないNYダウでも同じようなことをしている。)
彼らの投資手法を学ばないと、マーケットの動向でわからないことは多い。
「ネイサンの逆売り」など
外国人の投資手法のヒントを歴史から学ぶこともできる。
○米国の財政問題
話題になっている米国の財政問題
何度か日記でも書いた
田中 宇氏の国際ニュース解説など参考になるところはある。
わたしの知るある投資の成功者からは
「アメリカの金融緩和は限界点を超えていると思っている。」
すぐそのようになる訳ではないが
「アメリカは国家破産(倒産)の準備に入ったと考えている。」
(もしそのようにならなくても、異常なことが起きるだろうと・・・)
などと聞いている。
実力のある個人投資家なので話の内容には説得力がある。
わたしにとって無視できない意見になる。
(金融機関の支店長クラスの人が教えてもらいに来られることもあるらしい。)
「物事を頭だけで理解するな~」
と叱られたこともある。(>_<)
(自分では納得している。)
もちろん、「ネイサンの逆売り」などユダヤ資本の歴史についてもくわしい。
最近、身近な人から
「ユダヤのことがわかると世界が見える」
と聞くことがあった。
そこでさっそくインターネットでその言葉で検索してみると
日本一愛知の会の山本正樹オフィシャルブログを発見した。
すごく勉強されている方だと思った。
参考になる本も紹介されている。
この日記でも紹介した
「通貨戦争」
また、アイン・ランドの
「肩をすくめるアトラス」も紹介されている。
(肩をすくめるアトラスは)
米国人のエリートの共感があったから、8,000万部も売れたのだろう。
その意味で、米国のエリートが、日本人と全く違う思考様式で生きていることを
知るのには絶好の本だと言える。
と書かれている。
「シェールガス革命」の裏を読む
これも、シェールガス革命には疑問に思う点が多かったので参考になった。
政治や経済に真摯に取り組んでいる方の意見は参考になる。
また、多数意見より、論理的にしっかりした少数意見の方が正しいこともある。
これからの時代、金融のことがわからないと困ることは多い。
知識と経験豊富な賢者の意見に耳を傾けるのもよい。
そして、「ネイサンの逆売り」のように歴史から学ぶことも多い。
・・・
日記に何度か書いたように
常識を疑うことも必要になる。
「投資については勉強したいけど、難しい本は読みたくない~」(・_・;)
と言われる人がいた。
そのような方には、個人投資家に人気のある
ぐっちーさんの
「日本経済ここだけの話」
山口 正洋氏
朝日新聞出版
などわかりやすいかもしれない。
(内容については読む人によって意見が異なってくると思いますが、わかりやすいとは思う。)
みんかぶの社長さんもそうですが、外資系の金融機関に勤めていた人は、
実務を経験されているうえ、金融の歴史も含めたくさん勉強されているので
参考になるところはあると思う。(この本にも少し歴史的なことは書かれている。)
投資家にとって歴史は重要です。