そら豆の株予報さんのブログ

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【長文】次の買い場を検証(半分妄想)

今年のピークだった5月の信用取引の返済期日到来。
ヘッジファンド(HF)の換金売り。
そして、増税前の利益確定売り。
こう羅列するとこれからの需給悪化がすごそう。

しかし来年からNISAが始まり、中長期的なトレンドは上向き。
今年12月のボーナス増で個人投資家の資金増も期待できる。
じゃあ一体どこで買うのがいいのかを
ひとつひとつ検証しながら探ってみることにする。

まずは「HFの換金売り」。
年末に決算を迎えることの多いHFが
決算に合わせて換金売りをするいうもの。
でも、どの程度の換金売りがあるのか分からないし、
どの程度市場に影響を与えるのか分からない。
なので、前回の上昇トレンド(NYダウ)を見てみる。
2003年3月から2007年10月までの上昇トレンド期間に年末は4回。
年末を11月・12月に分けて8回とすると、
陰線だったのは2005年12月のわずか1回。それも小さい陰線。
うーん、思ったのと全然違うじゃないか。

では、次に5月の信用返済。その前に
■2012年度の日本株の保有比率
外国勢 28%、国内勢(銀行・生保)28%、個人 20%
■2013年8月現在の売買比率
外国勢 63.1%

5月23日の高値からの下落率は日経平均で20%以上。
新興株の下落率ははるかに高い。
追証額が大きく、かなり投げている可能性が高いのではないか。

それ以前に日本株の保有率20%の個人のうち、
リスクの高い信用取引の割合はいくらあるのか。
20%というのは平成24年の数字だから
今年に入り増えている可能性はある。
しかしアベノミクスで日本株の人気が高まり、
相当量の海外マネーが流入しているから、
個人比率は下がっていることが十分に考えられる。

では、次に増税前の利益確定売り。利食い売りは確実にある。
これは現物・信用関係なしなので、かなりのボリュームが想定される。
しかし売ると同時に買いを入れるという人も結構いる。
ネットユーザー中心の動きではないかとも思われる。
11月からの需給悪化や欧米の調整入りを見越して、
早くも現金化している人も多い。

さらに11月5日からの空売り規制が緩和される。
個人投資家の間で空売りが活発になることは間違いない。
11月の需給悪化を見越しての空売りも増えそうだ。

以上のことから鑑みるに、
株価を大きくさげるほどの需給悪化は
実はそんなに起こらないのではと予想される。

では何をシグナルに買えばいいのだろうか。

ドル円も日経平均も三角持ち合いを長らく続けている。
ドル円の上値を抑える下降ラインは5月23日から
かたや下値を支える上昇ラインは2月22日から。
かなりの期間だから上放れた時は相当な上昇が期待できる。

もし、11月半ばに上放れるとする、
個人は需給面の問題から利食いや空売りに向かいやすい。
そうなると上放れのパワーに加え、
信用倍率も低くなり上昇に勢いが増す。

最近の調整色が強い市場を見ると、
上放れるなら、日経平均よりもドル円が先だろう。

そう買いのシグナルは「ドル円」が三角持ち合いを上放れた時に点滅する。
さらに100円を突破すれば、確実に日経平均の上放れが起きる
そして日本株の上昇トレンド入りを受け、
市場のセンチメントが一転、欧米株の調整も小さくなるだろう。

ドル円が三角持ち合いを上放れした際には、
まず主力株や指数ETFをおすすめする。
外国人や機関投資家の保有比率の低い、
割高な新興株にはくれぐれも手を出さないように。
そちらは日経平均の上放れが確実になってからにした方がいい。

21時15分現在、ドル円はジワジワと98.36円近辺まで戻している。
今日、三角持ち合いの上値抵抗ラインは99.12円あたりを通っている。

今日売りを仕掛けていたHFは、あくまで短期狙いなのかもしれない。
先週は1万6000円のコールオプションを買っていたHFがいた。
100円のドルコールを買っていたHFもいた。

このままドル円が底値堅く推移するならば、
実は来週あたりが絶好の仕込みの場なのかもしれない。
なんだか、そんな気がすごくしてきた。

皆さんはどう予想されますか?
長らくのご清聴ありがとうございました(^0^)
1件のコメントがあります
  • イメージ
    おちゃちゃさん
    2013/11/10 10:03
    私は為替は
    金曜でプチ上放れしたと思ったのですが・・・
    今、その辺りですよね

    99.12を月曜日に超えてきたら確実に上放れですかね
    月曜日は、確実に日経はあげるでしようから
    月曜日に益だしの利確ラッシュ⁈
    来週中の調整時に買いですか⁈
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