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【書評】『土壌汚染 フクシマの放射性物質のゆくえ』中西友子著
記事によると、秋は食べ物がおいしい季節。植物も動物も育むのは土壌だ。その土壌が放射能汚染にさらされた-福島第1原発事故である。
著者ら東京大農学部は事故直後から現地調査を続けてきた。事故から2年半以上が経過し、放射性物質はどのように動いたのか、科学的データを用いて説明する。
放射性物質は従来の公害の汚染とは違った動きを見せているという指摘は興味深い。土壌表面など最初にぶつかった所にとどまっているという。
今も汚染に不安を感じている人は多い。まずは推測抜きで、現状を知ることが大事だろうとのことです。
内容紹介
セシウムは地面から深さ5cmまでに集中して固着していた
福島第一原発から出た放射能は今どこへ? 著者が事故直後から調査を重ねて明らかにした放射能汚染の実態は、従来の汚染と様子が違っていた。放射性物質は土壌表面に固着されていたため、農作物が吸い上げた量はわずかで、それも時間が経てば検出されなくなったのだ。信頼度の高いデータ分析をもとに、これから農産物をどう捉えるべきかを考える。
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