「借金を、笑いながら言える人達。」

iru*at*tu*ameさん

私の町では、新しく建設される防潮堤の内側に瓦礫を混ぜて盛った山を造り

そこに植樹して「緑の防潮堤(鎮魂の森)」を造る計画が進んでいる。

瓦礫を町内で処理出来るのだから良いと思うが、肝心の防潮堤の建設が遅れているんで

植林した地区はまだ少ない。

もしかしたら、あそこの地区だけで終るのかも知れない。

それは、それとして。(おい、おい。)

小学館のビルが建て替えされる時に、内部の壁に漫画家の方達が「落書き」をしたそうだ。

私の町でも、被災した小学校が解体される前に、生徒達が内部を掃除をして

内部の壁や黒板に、思い思いに「感謝の言葉」を書いたらしい。

復興は、進んでいるのかも知れないが、私の眼にはまだ見えて来ない。

岩手県の沿岸部の市町村が同じ状態なので、文句を言っても、、、、。

役場に土地を売って、内陸に移った人達も多い。

東北新幹線の停車駅の有る街に、住宅を再建すれば東京周辺の子供達と

再会しやすいと言う理由かららしいが、、、、、。

元気で威勢の良い人達も何人か知ってるが、「この人、埋蔵金でも

掘り当てたんじゃないのか?」と思ってしまう。

「この町は、チャンスが無い。」と思うか

「この町は、今がチャンス。」だと思うかの違いだろうか?

「借金を、笑いながら言える人達。」を見ると、つい尊敬してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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