人間の心理ってホントおもしろい。
「株は安い時に買って高くなったら売る」基本中の基本だけれどこれがなかなか守れないのよね。
株価ボードが真っ赤に染まり、株価が行け行けドンドン状態になったら腰が浮いて来る。
なにか買わないと居ても立ってもいられない気分になり買ってしまう。買うよ~!
後で見れば結構高値水準が多い。
逆に株価ボードが真っ青になって全面安状態になったら、底抜けする恐怖にさいなまれ投げ売りたくなって来る。みんながそんな気持ちになるから余計に株価が下がる。
大体が大底圏になっている時に売りたくなる。
一番の恐怖は「資金管理」なんだろうね。
お金がタップリあって、「少々下がっても痛くもかゆくもないわ~」なんて人は屁ともないが、限られた資金量のほとんどを投資に回してしまっている人は爆損の恐怖心に襲われている。
「金持ち喧嘩せず」の諺じゃないけど鷹揚な人は株でも強い。
ギリギリの金をほとんど投資して、これ以上下がったら耐えられないなんてやり方している人は、ま
るでバクチの丁半勝負だね。
当たれば金持ち 外れたら乞食
これは投資とは言えないよね。
リスク管理をチャントして 地味だけど損は出来るだけ小さくとどめ置いて チャンスが到来した時には大きく儲け 後は吐き出さないようにしっかり管理
株式投資の基本って結構地味な事の繰り返しなんだよね。
それに我慢が出来ずに大バクチ勝負!
最後は一か八か仕手株に手を出す。
通算したら仕手株で儲けて金を残せた人はひと握りだろう。大抵の個人投資家はやられる。
やられるから一発逆転満塁ホームランを狙ってまた仕手株に手を出す。
そのうち株式市場からいなくなる......