アメリカの債務上限問題は、あまりにも、あっけなく、先伸ばしということで、解決を見た。来年年明けまでの先延ばしということであるが、おそらく、また、アメリカの政治家たちのパフォーマンスが繰り広げられることになるのである。
アメリカ債務上限問題は、ちり紙交換以上に、毎度お馴染みなことであり、誰もが、デフォルトを望んでいないのであるが、この債務上限のタイムリミットがカウントされ始めると、アメリカの議員たちは、踊りださなければならず、マスコミは、そのことを、大騒ぎしなければならなくなっているのであるが、これは、夏の花火、秋の祭りと、ほぼ同義的なものであり、それは、全世界に向けた、イオマンテなのである。ある意味、アメリカ経済を殺害し、その魂を神のもとに送り返すことがなければ、終わることのない、エンドレスなものなのである。もちろん、この儀式を行わなければ、神の怒りに触れてしまうのである。この期間を、無事に過ごすには、扉に子羊の血を塗り、何があっても外に出ないことなのである。そうすれば、神は、過ぎ越してくれるのである。
さて、共和党のテッド・クルーズ上院議員は、21時間耐久演説で、顔と名前とを売ったのであるが、この21時間の演説は、24時間耐久マラソン(なぜ走るのか疑問であるが、これは夏の風物詩である)とは違い、募金が集まらないので、不評であったようである。
ここで問題となるのは、彼の容姿と、ジャミラ(ウルトラマン怪獣大百科参照)との容姿との類似性である(ふふふふふふ・・・・・二人の写真を並べてみなよ。へへへへへへ)。
おそらく、彼は、水のない惑星に置き去りにされ、あの容姿になってしまったのである。そして、彼は、全世界に復讐するために、あの21時間耐久演説を行ったのである。
それはそうと、ユーロであるが、現状では、取り立てて売られる理由もなく、アメリカの債務上限問題はドル売り要因であるので、ユーロが、ジリ高となっているようである。年末は、ユーロが高くなることが、多く、季節要因であるかもしれない。週足で見ると、そろそろ、ユーロは売られそうであるが、ここから、1.40000を目指して、上昇する可能性もあり、見逃せないところである。
最近、中国のバブルについて、騒がれ始めているので、注意が必要である。
<為替相場>
ドル円 96.20~99.20
ユーロ円 131.20~134.20
ユーロドル 1.3550~1.3820
アメリカの債務上限問題が、一時的に収束したようであるが、少しのあいだ、先延ばしになっただけである。債務上限を引き上げたところで、結果として、根本的な解決にはならず、根本的解決を求めるのであれば、それは、世界が不景気に突入するということである。
アメリカの新規失業保険申請件数ぐらいかとも思うが、おそらく、今回のデフォルト騒ぎが、来年の年始に再開されるので、しばらく、様子見相場かもと考えられるが、あまり美味しくなさそうなので、為替は様子見である。ユーロだけは面白そうである。
<株式相場>
日経平均 14000~15000
アメリカの債務上限問題は、小康状態であるが、円安が進行せず、円高に触れている。年末で、ポジションの解消が進んでいる可能性がある。
円の高安により、日経平均も動いてくるので、注意が必要である。個別銘柄の割安銘柄を狙って買い付けている。MCJが、少し利益が出ているので、売り時はいつかと考えている。
日本金銭機械が、意味不明に上がっていたので、空売りをしておいた。
ウシ象は、初めて、テレビで、共和党のテッド・クルーズ上院議員を見たとき、腹話術の人形かと思い、テッド(既に、テッド、ウシ象の中になってしまったのであるが、テッドはウシ象のことを知らないことは言うまでもないことである)の背後に、テッドを喋らしている腹話術師を探したのであるが見つからなかったことで、こいつひょっとして人間かと、テッドが人間であることに気づいたのである。
テッドは人間であったのであるが(電池で動いている可能性もあるが)、支持者という見えない人々に操られた、その意味で言えば、自由に行動できない、悲しきマリオネットなのかもしれないのではないだろうか。